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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
IL-2R測定試薬の性能評価(承認番号3333-119)
  1. 研究課題名
    IL-2R測定試薬の性能評価
  2. 承認番号,承認日
    平成29年1月24日(承認番号3333-119)
  3. 内容
     可溶性IL-2レセプター(以下sIL-2R)は体内の活性化リンパ球の指標となり,慢性関節リウマチ,SLEなどの自己免疫疾患やウイルス性肝炎,AIDSなどのウイルス感染症で高値を示す.また腫瘍細胞がsIL-2Rを産生するので,成人T細胞白血病(ATL)や非ホジキンリンパ腫の進行と血清値の変動が良く相関する.本院検査においてsIL-2Rは全自動免疫化学発光システムIMMULITE2000XPI(シーメンス社)(以下,従来法とする)で測定を行っている.本研究は,他法間でのsIL-2R測定試薬の性能評価および従来法との比較を行い,日常検査での有用性を検討することを目的として研究を行う.使用する検体は,事前に誰のものか判別できないようにする(連結不可能匿名化)ので,個人情報が明らかになることはない.本研究に対してさらに説明を希望される方は,下記連絡先までお申し出ください.
     この研究に関して不明な点がある場合,あるいはデータの利用に同意されない場合には,採血後一週間以内に以下にご連絡下さい.なお,本研究は,医学部倫理委員会の承認を得ております.また,この研究への参加をお断りになった場合にも,将来にわたって診療・治療において不利益をこうむることはありませんので,ご安心ください.(志村 拓也:内線35026)
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