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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
改良型PIVKA-Uキット「ルミパルスプレストPIVKAU-Nエーザイ」の基礎性能評価(承認番号3333-114)
  1. 研究課題名
    改良型PIVKA-Uキット「ルミパルスプレストPIVKAU-Nエーザイ」の基礎性能評価
  2. 承認番号,承認日
    平成28年11月19日(承認番号3333-114)
  3. 内容
     ビタミンK欠乏により生じる異常蛋白質であるPIVKA-Uは肝細胞癌の腫瘍マーカーとして日常診療に用いられています. 肝細胞癌腫瘍マーカーとしてのPIVKA-Uは,1988年にエーザイ株式会社が酵素免疫測定法(Enzyme immunoassay:EIA法)の測定試薬として開発しました.現在では化学発光法を中心とした高感度・高精度かつ自動分析測定装置にて測定可能な試薬が日常診療で利用されています.
     この度,化学発光酵素免疫測定法(Chemiluminescence enzyme immunoassay:CLEIA法)を原理とする自動分析測定装置 ルミパルスプレスト用のPIVKA-U測定試薬が製品改良されました.本研究はこのPIVKA-Uキット「ルミパルスプレストPIVKAU-Nエーザイ」の基礎性能を評価することを目的としています.本研究により,適切な肝細胞癌腫瘍マーカーの活用に関する情報を得ることが期待されます.(伊達 亜理沙)
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