東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
全自動尿分析装置US-3500の測定機能の有用性の研究(包括的申請)(承認番号3333-109)
- 研究課題名
全自動尿分析装置US-3500の測定機能の有用性の研究(包括的申請) - 承認番号,承認日
平成28年5月9日(承認番号3333-109)
- 内容
尿定性検査の全自動尿分析装置US-3500は,カラーCCDセンサー画像解析システムを原理としています.本測定法は尿試験紙の色調をデジタルデータ化することで,精度が高く,薬剤などの異常発色の識別が可能となります.
今回の検討では,反射率を用いた精度管理(日内・日差再現性),妨害物質の影響,尿定性機種・尿定量との相関,ヘモグロビン・赤血球識別機能,異常発色識別機能の有用性などを検討いたします.
なお,本研究は検査後の廃棄検体を無作為に抽出して使用し,個人特定を連結不可能匿名化した上で集団として統計解析されますので,氏名など個人を識別する情報が出るようなことはありません.解析結果は,学会発表あるいは学術雑誌への投稿で公表します.
この研究は,東京大学医学部倫理委員会の承認を受けて実施するものです.なお,この研究に関する費用は,栄研化学(株)と受託研究契約を結び,その研究費から支出されています.また,謝金はありません.(田中 雅美)