東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
電気化学発光免疫測定装置cobas e411を使用した感染症に関する検査試薬の評価(承認番号3333-3)
- 研究課題名
電気化学発光免疫測定装置cobas e411を使用した感染症に関する検査試薬の評価 - 承認番号,承認日
平成23年5月6日(承認番号3333–3) - 内容
敗血症(細菌性)は感染の有無と体温・白血球.心拍数・呼吸数で定義される全身性炎症反応症候群によって診断されるが,重症細菌性感染症では血中プルカルシトニン(PCT)濃度が上昇することが報告されている. PCTは局所の細菌感染や真菌,ウィルス感染症ではほとんど上昇せず,敗血症の診断および重症判定に有用である.
このたび当検査部において電気化学発光免疫測定装置cobas e411を使用した感染症(敗血症)に関する検査試薬(PCT測定試薬)の基礎的評価と臨床的有用性を検討する.(永友 利津子)