東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
全自動エンザイムイムノアッセイ装置AIA-2000による甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体(TRAb)測定試薬ST Eテスト「TOSOH」 U (TRAb)の性能評価(承認番号3322)
- 研究課題名
全自動エンザイムイムノアッセイ装置AIA-2000による甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体(TRAb)測定試薬ST Eテスト「TOSOH」 U (TRAb)の性能評価 - 承認番号,承認日
平成23年2月14日(承認番号3322)
- 内容
甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体(以下TRAb)の測定は,バセドウ病の診断や治療経過観察において重要とされている.現在,当検査部において,TRAbの測定は院外検査にて施行されており,結果報告までの所要日数は2から3日となっている.今回,東ソー株式会社によりTRAb測定試薬ST Eテスト「TOSOH」 U (TRAb)が開発され,現在当検査部において利用している機器にて測定した場合,結果報告までの時間が約35分と著しく短縮することが期待される.
そこで,本研究では,TRAb測定試薬ST Eテスト「TOSOH」 U (TRAb)の性能評価を行い,日常検査としての実用性について検討する.なお,本研究は,本学大学院医学系研究科・医学部倫理委員会の承認を受けて行なっている. (増戸 梨恵)