東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
全自動化学発光酵素免疫分析装置(AU3000i)による免疫血清検査(性ホルモン,腫瘍マーカ)の性能評価(承認番号2216)
- 研究課題名
全自動化学発光酵素免疫分析装置(AU3000i)による免疫血清検査(性ホルモン,腫瘍マーカ)の性能評価 - 承認番号,承認日
平成21年1月13日(承認番号2216) - 内容
感染症・ホルモン・腫瘍マーカーなどを代表とする免疫血清検査は診療に必須な臨床検査である.これらは生体における微量物質であり,この分析には高い感度と高い精度・正確度が要求される.さらには迅速な結果報告も要求される.近年の免疫血清検査分野の分析装置の開発は目覚ましく,高い精度と感度を有する全自動分析装置が次々に開発されている.患者さまの診療において,より信頼性の高い検査データの提供は責務である.このためには新規に開発される分析装置の評価が必須である.
本研究ではオリンパス株式会社が新規に開発した全自動化学発光酵素免疫分析装置(AU3000i)による免疫血清検査(性ホルモン. 腫瘍マーカ)について,日常臨床検査の利用に有用であるか性能評価(発売前未承認)を行う.研究内容として,本法と現行の分析法の性能比較を行い,臨床的有用性を検討・確認する.(横田 浩充)