東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
次世代検体サンプリング法の開発(承認番号2020063NI)
- 研究課題名
次世代検体サンプリング法の開発 - 承認番号,承認日
2020年7月2日(承認番号2020063NI)
- 内容
現在,検体採取する容器は適切な用途の容器を使用しても,血中グルコースのように,分析の完了までに目的とする物質が変化したり,消費されたりすることがあります.また,抗凝固薬服用中の患者や血液疾患の患者など特殊な患者からは,適切な検体採取が難しい場合も多いです.尿などは保存により細菌が増殖すること成分が変化を起こし,正しい測定値が得られない場合もあります。このように,現在使われている検体(血液や尿)採取用容器は,さらなる改良を必要としています.
本研究では様々な測定に用いられる検体採取容器に試薬を添加したり,採取容器の形状を工夫したりすることにより,現在の臨床検査の現場での課題を克服できる検体採取容器を開発することを目的とするものです.
【問い合わせ先】
東京大学医学部附属病院 検査部 主任臨床検査技師 久米幸夫
住所:東京都文京区本郷7−3−1
電話:03-3815-5411(内線 35032 ) FAX:03-5800-8630
Eメールでのお問い合わせ:kumey-lab@h.u-tokyo.ac.jp