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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括的申請)ミュータスワコーAFP-L3・i50によるAFP-L3%有用性およびAFP多様性の検討(追加申請)(承認番号2019300NI-9)
  1. 研究課題名
    検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括的申請)
    ミュータスワコーAFP-L3・i50によるAFP-L3%有用性およびAFP多様性の検討(追加申請)
  2. 承認番号,承認日
    2021年6月23日(承認番号2019300NI-9)
  3. 内容
     αフェトプロテインレクチン分画(AFP-L3%)は肝細胞癌のバイオマーカーとして,すでにその有用性が確立されています.加えて,肝細胞癌以外の悪性腫瘍症例においても稀にAFP-L3%の上昇を認めることが報告されています.そこで,本研究は肝細胞癌以外の症例におけるAFP-L3%の有用性を体系的に検討することを目的とし実施するものです.またAFP多様性(L1h分画,L2分画,他法測定値とのAFP乖離データの検証)と各種疾患の症例との関連性を検討します.
     本研究は,廃棄前の残余検体・検査記録(診療記録等含む)を収集して行う研究です.患者さんに新たにご負担いただくことはありません.なお,精査を必要とする検体について,共同研究契約先である富士フイルム和光純薬株式会社に精査を依頼する場合があります.また,自施設の研究分担者では取り扱うことのできない装置の測定情報の解析を同社に依頼する場合があります.

    連絡先:東京大学医学部附属病院検査部 微量物質分析検査室 03-3815-5411(内線35023) 石原有理
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