東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括申請)ラテックス試薬の改良検討(承認番号2019300NI-7)
- 研究課題名
検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括申請) ラテックス試薬の改良検討 - 承認番号,承認日
2021年9月15日(承認番号2019300NI-7)
- 内容
臨床検査分野における測定試薬および機器の進歩は日進月歩であります.新たに開発された測定試薬および機器につきましては,その性能の評価とともに,既存の試薬および機器との比較検討が必要となります.
本研究では,採血後,臨床検査を終了した残余検体を用い,リウマトイド因子(RF)の改良試薬の基礎的性能評価および臨床的妥当性の評価を行うことを目的といたします.
2021年9月15日〜2022年3月31日の間に当院外来受診または入院中に検査部(検体検査室)において,採血検査のうち,生化学検査を実施した患者さんを対象とさせていただきます.通常診療の一環として提出された検体の残余検体を使用するため,採血量が増えることもなく,本研究による新たな侵襲は加わりません.
研究に使用する残余検体は,解析する前に個人情報とは一切連結できないようにした上で,情報・データについては,パスワードロックをかけたパソコンにて研究責任者(比嘉良瑚)が厳重に保管し,試料は当検査室において保管されます.
試料または情報を外部測定機関である富士フィルム和光純薬株式会社に持ち出す可能性がありますが,匿名化された後の個人情報を含まないものに限ります.
本研究にご自分のデータを使用してほしくない場合は,採血後3週間後までに下記の問い合わせ先までご連絡ください.また,未成年者及び成人で十分な判断能力のない方,亡くなられた方につきましては,代諾者からの問い合わせに対応致します.ご連絡をいただかなかった場合,ご了承いただいたものとさせて頂きます.
研究結果は,個人が特定出来ない形式で学会等において発表される場合がございます.収集したデータは厳重な管理のもと,研究終了後5年間保存され,保管終了後は個人情報に配慮の上,廃棄します. 使用した検体は研究終了後に,個人情報に配慮のうえ医療廃棄物として廃棄します.
連絡先:東京大学医学部附属病院検査部 03-3815-5411(内線38907) 比嘉 良瑚