HOME
東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括的申請)抗好中球細胞質抗体(ANCA)検査に関する試薬間の性能比較検討(承認番号2019300NI-17)
  1. 研究課題名
    検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括的申請)
    抗好中球細胞質抗体(ANCA)検査に関する試薬間の性能比較検討(追加申請)
  2. 承認番号,承認日
    2022年6月23日(承認番号2019300NI-17)
  3. 内容
     抗好中球細胞質抗体(ANCA)は、ANCA関連血管炎(AAV)の診断や治療方針の決定に用いられる検査ですが、測定試薬によって結果が異なる場合があることが知られています。現在、本邦では、化学発光酵素免疫測定法(CLEIA法)を原理とする全自動臨床検査システムSTACIA搭載試薬(株式会社医学生物学研究所、以下MBL社)と、蛍光酵素免疫測定法(FEIA法)を原理とする全白動免疫測定装置Phadia 250搭載試薬(サーモフィッシャーダイアグノスティックス社、以下TFD社)が主に臨床利用されていますが、これら2試薬の検査結果が比較検討された報告はありません。本研究では、これら2試薬の測定結果を比較検討し、試薬間の特性の差異を評価することを目的としています。  
     本研究では,検査後の残余検体を収集して2試薬の特性について評価しますが、2試薬で結果の乖離した検体につきましては、共同研究契約先であるMBL社に精査を依頼する場合があります。なお、特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません。  
  4. 連絡先
    東京大学医学部附属病院検査部 免疫検査室
    03-3815-5411(内線35026)保田奈緒美
Copyright © 東京大学医学部附属病院検査部. All Rights Reserved.