東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括的申請)全自動尿分析装置US-3500後継機の基礎性能評価に関する研究(追加申請)(承認番号2019300-19)
- 研究課題名
検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括的申請)
全自動尿分析装置US-3500後継機の基礎性能評価に関する研究(追加申請) - 承認番号,承認日
2022年9月16日(承認番号2019300-19)
- 内容
尿定性検査は,尿中の蛋白,糖,潜血,白血球反応などを,主に試験紙を用いて分析する検査であり,非常に簡便で腎・尿路系疾患の診断治療にスクリーニングとして欠かせない検査です.試験紙での分析結果は,目視でも判定可能ですが,この場合は判定者による結果判定の誤差や,多数の検体処理が問題となります.これらの問題は,分析操作から結果判定までを自動分析装置で実施することにより,より精確かつ効率的な検査が行えるようになります.
本研究では,栄研化学株式会社の全自動尿分析装置の測定性能を評価することを目的とします. 本研究は検査後の余剰尿を収集して自動分析装置にて測定し,他の分析装置との相関性などから装置の性能評価を実施します.特に患者さんに新たにご負担いただくことはありません.なお,異常値を示した検体について,共同研究契約先である栄研化学株式会社に精査を依頼する場合があります.また,自施設の研究分担者では取り扱うことのできない装置の測定情報の解析を同社に依頼する場合があります. - 連絡先
東京大学医学部附属病院検査部 一般検査室
03-3815-5411(内線35022)横山 隣