ドライケミストリーによるHDL-コレステロール測定法の従来法との基本性能の比較検討（承認番号1869）

東京大学大学院医学系研究科・医学部倫理委員会において承認を受けた研究

研究課題名
ドライケミストリーによるHDL-コレステロール測定法の従来法との基本性能の比較検討
承認番号，承認日
平成19年10月22日（承認番号1869）
内容
　　HDL-コレステロールは，動脈硬化症の治療コントロールの指標として広く用いられ，日常臨床検査として必要不可欠な項目となっている．現在，日常検査でのHDL-コレステロール測定は汎用型の自動分析装置を用いて直接法にて検査されている．一方，ドライケミストリーは，検査試薬に溶液を用いないことを特徴とする測定方法で，測定装置も卓上小型化して，手術室，病棟のベットサイド，検査室を持たない診療所などにおいて広く利用されている検査方法である．
　　我々は新たに開発されたドライケミストリーによるHDL-コレステロール測定法について，従来法と基本性能との比較検討をおこなっている．