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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
リゾリン脂質メディエーターの病態生理学的意義の検討(承認番号1143)
  1. 研究課題名
    リゾリン脂質メディエーターの病態生理学的意義の検討
  2. 承認番号,承認日
    平成17年7月1日(承認番号1143)
  3. 内容
      リゾリン脂質メディエーターであるリゾフォスファチジン酸(lysophosphatidic acid: LPA)とスフィンゴシン1リン酸(sphingosine 1-phosphate: S1P)は細胞の増殖・運動・収縮などに多彩な生理作用を有し,生理的に,また,病態においても何らかの役割があるものと推定されるが,この点については未解明である.このため,各種疾患におけるLPA・S1P濃度,並びにLPAの産生酵素であるオートタキシン(autotaxin: ATX)活性,前駆物質であるリゾフォスファチジルコリン(lysophosphatidyl choline: LPC)濃度を測定し,その動態を明らかにすることにより,実際の生体における意義を検討したい.(池田 均)
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