先輩の声

小児科医を目指したわけや、仕事の魅力を先輩たちに尋ねました。

医師になって12年目。
子どもたちの気持ちを理解するために、
日々悩みながら経験を積んでいます。

医員樫木 朋子

小さな子どもたちにとってはビッグイベント。
出来るだけゆっくりと「対等」な気持ちで。

医局を選択する際に各科を廻るのですが、なかでも小児科の先生方の姿勢と熱意に惹かれ、小児科への入局を決めました。大変やりがいのある仕事ではありますが、一方で当然ながらお子さんを相手にすることへの苦労もあります。大人ならばスムーズにいく検査、注射や点滴なども、子どもにとってはビッグイベント。血管確保も大人に比べて難しく、例えば「左手がダメなら、次は右手で」となった場合、大人ならばすぐに対応してくれますが、お子さんの場合は、抱いたりなだめたりなどして気持ちが落ち着くまで待ってあげなくてはなりません。言葉や気持ちを上手に表現できない小さな子どもたちの気持ちを、いかに察するか、またこちらの行為についてもちゃんと理解してもらえるか、毎回悩みながら経験を重ねているところです。

小児科医として心がけているのは、出来るだけゆっくりと話すということ。とくに3歳以上のお子さんには時間をかけて検査や処置の説明をするなど「対等」な気持ちで接しています。するとどんなに小さなお子さんでも、きちんと納得して検査や処置に向き合ってくれるんです。また、症状以外のことも気をつけてみるようにしています。
実生活では、育児中であり、時短勤務などの配慮をいただきながら、復職しています。医師になって12年目。ドクターとしてまだまだ勉強中の毎日です。さらに専門性を身につけ「一人前の医師」を目指していきたいと思っています。

ライフワークバランス
子どもと一緒にいる仕事は一生楽しいに違いない

小児科医は子どもと一生付き合う仕事なので充実度は高いのですが、仕事以外の趣味を見つけている医師も多いです。フルマラソン、ハンドボール、ピアノやクラリネットなど、活躍を目にする機会も少なくありません。妊娠中や子育て中の女性医師の仕事にも配慮しながらキャリアアップを目指しています。仕事そのものが楽しく、これだからやめられないという声も聞こえてきます。

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