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日本学術会議公開シンポジウム
「先端的異分野融合を核とした構造生命科学の飛躍に向けて」の開催趣旨


 複雑な生命体のしくみを、有機分子である個々の素子(蛋白質、核酸、脂質など)の構造を原子座標の形で解明することで,ボトムアップ的に明らかにする構造生物学は、我が国のプロジェクト等で整備された各種最先端研究基盤やケミカルバイオロジーとの融合を背景に、近年大きな進展を見せている。特に様々な疾患、食品の安全性、環境向上等にかかわる蛋白質の立体構造情報は、医薬開発や産業応用に直結することが期待される。
 一方で、ライフサイエンス発展の根本的な原動力となるには、細胞内外でのダイナミックな相互作用や高次構造の変化によって引き起こされる生命現象を、分子の複合体及び生体高分子の修飾ならびに動態解析を通して余すところ無く明らかにするという、さらに高いレベルの研究が求められる。それと同時に、個々の分子の情報の集積に基づいて、生命反応を構造から予測するための普遍的原理の導出への飛躍も視野に入れる必要がある。
 構造生物学と先端的ライフサイエンス領域との融合から生まれる新しい「構造生命科学」は、“原子レベルで生命を見る、知る、そして使う”というところまで進展し、ライフサイエンスの革新に繋がるものでなければならない。本シンポジウムは、国民の利益につながるライフサイエンス上の発明発見をこれまで以上に創出していくために必要な、次世代構造生物学の役割とその方策についての議論の場として位置付けている。


◯322名の参加者を迎え、盛会のうちに終了致しました。
 お忙しい中、お集まり頂きました皆様に感謝申し上げます。
 
News
                                                  
2012.1.9 シンポジウム開催
2012.1.6 参加募集を閉め切りました
2011.12.5 プログラムの内容を一部変更しました
2011.11.15 プログラムの内容を一部変更しました
2011.11. 8 シンポジウムホームページ公開