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*地域医療学の大成!



*地域医療も専門医療という認識!地域医療学の大成!が重要。

昨今では「医学⇒医療」という認識が地域医療は専門医療でないと誤解されることがしばしばあると思う。私が思う地域医療医の役割、地域医療医の価値を示す。また、以下に、私の理解している医療分野の階層構造を示す。

     臓器別医療を超えて個人、家族、地域を包括的に捉える

     Riskbenefitのバランスを考え、考えうる選択枝を提示する

     相談役となり、また、どの選択枝を選んでもずっとともにいる

 


つまり、地域医療はある視点としては臓器別専門医療の対極にあるが、階層が違うだけであくまで
1つの専門医療であるし、医療社会を担うためには、決して対立的ではなく相補的な関係である。

地域医療の専門性に関する誤解と認識のずれが存在すると感じる。これは「総合医」に対するものと同じようだ。これらの役割は『地場産業』としての面、つまり自分のできる範囲を規定しないこと=向き合う、対応するの役割である面が多分に強いのだ。

医者側は専門医療への憧れ(地域医療学への誤解、劣等感)を感じている人が多いと思う。それは、地域医療学という学問が十分に大成、普及、認知されていないこと、さらには医療分野ではまだcoordinaterが機能していないことが一因だろう。

どの立場にいても医療の目的は変わらない。ただ、「地域」医療に興味・
motivationが保てた人が誇りをもって地域医療に従事するためにも、行政、国民、医療従事者の意識の改革もまた必要である。

また、学生にとっても地域病院における地域医療の訓練は、motivationの維持、primary care training、医療に携わるものとしての人生経験・価値観を探るよい機会になる。そのためにもシステムとしての地域医療学の大成を望む。




2007.6月記載