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*水俣病とチッソ


水俣病の公害の被害者救済に関しても、原因企業「チッソ」は未だにしらばっくれるつもりだ。

2007.11.22のニュースhttp://mainichi.jp/select/science/news/20071122dde041040074000c.htmlでも、国の救済案をチッソが

定患者の補償に伴う長期債務を抱える現状で、新たな多額の一時金を負担することは株主にも説明がつかない
としており、新救済案の受け入れ拒否
を決めた。

それに対した、被害者側は「早期解決のため、苦渋の思いで救済案に納得した。それなのに、国から援助を受けて、過去最高の利益をあげているチッソが、被害者の苦渋の思いを無視し、長く苦しい争いに追い込むことが許されるのか」などと厳しく批判。

メチル水銀だけでなく、公害の原因となっている排出源は日本やアメリカをはじめとする先進国や多国籍企業の出資による工場が多くみられる。これは、分の国より人件費が安く、環境基準のゆるい途上国に工場を進出させた方がコストが安くあがるからである。

一方、途上国では工業化による経済発展をうながすために、環境基準をゆるくし、工場を誘致しているところも少なくない。貧しい人々にとっては「明日の健康より今日の食糧」といった健康への危険に目をつぶらざるをえない状況がある。

途上国の環境汚染は、経済発展のあり方、そして貧困の問題と背中あわせなのだ。

先進国から途上国へのゴミの輸出問題もそうだが、経済発展の裏では「さまざまなことが起きている」ことへの想像力・情報を失っては危険である。これこそ環境?人権?問題だろう。


参照:世界に広がる水銀汚染、公害http://www.eco-link.org/meri/bolivia/minamata.h

2007.12.18 記載