*医療費増大の原因



巷で話題の医療費に対する「通説」について述べる。参照:改革のための医療経済学
小物格から順に並べると、

(1)医師数の増加(寄与度はほぼゼロ)、
(2)人口の高齢化(同、3.5%)、
(3)国民所得の上昇(4.5-9%)、
(4)医療保険制度の普及(17%)でした。

日本の通説では大物格とされているこれら4つの要因を全て合わせても、データ分析によれば、医療費上昇率の3分の1以下しか寄与していない。現時点では明白な証拠はないが、最も疑わしいのは、

(5)医療技術の進歩であり、

(6)「医療分野の生産性上昇率が、他分野に比べ低い」という要因は小物格(25%以下)ではないかと推定している研究(参照の本より)があり、これは私の他様々な考えとむしろ一致するので、私は今のところ信用している(持論に都合のいいdataを拾っているというバイアスの可能性があるが)。



2007.11.6