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*情報リテラシーのためにA(ニュース・マスコミ) (追記あり)

ニュースを見る、聞く、情報を取り入れる際に注意する点がいくつかある。ニュースは

1.その社会におけるまれな出来事が放送される。
2.金儲けが目的。
3.需要があるから。
4.スポンサーの機嫌が怖い
5.「情報操作」が目的。
6.結局はマスコミと視聴者の需要と供給の一致の結果の面もある。


*1に関して:
よいニュースでも悪いニュースでも、「まれ」、もしくは「インパクトが非常に強い」からわざわざ放送するのである。
町内放送であっても、火事、災害、運動会などは放送されるが、Aさんが3歩歩きました!などと普通は放送はされない。クララが立った!じゃないんだから(笑)クララが立ったのはインパクトありますけどね・・・。需要があれば別だが(4)

文化が異なればニュースも異なる。例えば、アメリカで、ヒスパニックの女性が道端で流産し、母子共に死んでもニュースにはならない(もちろん州によって非常に異なるが)。産科たらい回しと避難轟々の日本では、ありえないことだろう。それくらいのものなのである。素っ裸で新宿を歩いていたら、まず白い目で見られる。いや捕まるか…。そんな文化の人に「当たり前のこと」なんだけど。

少し、大げさな例を出してみた。実際は、学校が違えばルールは違う。町や市が違っても。いや、家庭ごとのルールでさえ違う。そうした違いの中で、注目を受けるための情報=ルールの差にうまく注目したものがニュースになるのである。
TV、WEB、新聞にしても基本は同じだ。売るためにはどうするか?目を引かなくてはならない。稀有な出来事、スクープの目白押しである。いい記者の条件は「スクープマン」、「記事がうまい」、「わが社によい解釈をする」などだそうだ。

*2.3.4に関して
多くの、メディアは民間である。NHKの民営化もなりそうで危惧するが。民間なら「儲け」を出さなくては食べていけない。そのためにはどうするか、新聞なら買ってもらわないといけない。

買ってもらうには、「スクープ」、「需要」が必須だ。Jリーグで浦和レッズが優勝しました!!というニュースは当然スポーツ新聞、もしくは「埼玉新聞」に載る。まず「経済新聞」にはのらない。(観客動員数とその協会の収入に目をつけるかもしれないが)。山陰中央新聞にも載らないだろう。また、小学校でクラスのA君が好きな歌手は「マービンゲイ」です!!なんていうのは精々クラス新聞だろう。こんなマニアックなA君はおそらくクラス新聞にすら載らないだろう(クラスのメンバーの需要がないから)。需要があるから供給するのだ。

TVの番組欄をみても明らかだ。朝はニュース、昼間は主婦向けのゴシップニュース、夕方からアニメが増え、夜はアダルト系かまじめ系である。ニュースも、多くの「分かりやすい」、「食いつきやすい」ものが流れる。「売れればいい」それがこの日本のメディアかもしれない。

子殺しも増えたんじゃなくて、子殺しのニュースを見たい人が増えたんからだろう。事実、子殺しは激減している方が信用できる。参照:http://kangaeru.s59.xrea.com/G-baby.htm 参)少年犯罪は減っているでも示した。

近年はNHKでさえも、年末の紅白歌合戦をみても「売れればよい」空気で満載である。さらに民間にはスポンサーがついている!これが、曲者だ。スポンサー様のご機嫌を損なうようなことは決してできない。それも最近はスポンサーが外資ばかりだから、考え物である。外交手段の一つにマスコミを使う戦略が明らかだ!!郵便局も民営化されたとたん出資先は外資だらけである。

*5に関して
というように、「情報操作」はきわめて狡猾に行われている。民間放映は外資のスポンサー、政治家は金銭でマスコミを買収し、「政治は分かりやすくなければ!小泉劇場!」などとのたまっている始末。言論の自由はもはや日本にはない。お上にたてつけば「政治犯」として刑務所に叩き込まれる。そう!あの佐藤勝さんのように!。

環境問題(CO2京都議定書問題、市の指定ゴミ袋、樹木はCO2を吸うので植えましょう!、海の氷が解けたら水面があがるなど)、ひどすぎる。詳細は環境問題の項参照。小学校の理科の知識があれば後2者はウソと分かるはず。
結局、国民の税金が無駄に民間企業に流れているだけですよ!

裁判にしても、刑事裁判の「疑わしきは罰せず。ないことを証明しなくても良い」という原則も感情論で叩き潰されば(置換冤罪のように)、民事では「社会迷惑に関する金銭配分による代償」であって「真実の追及の場はない」という基本すら捻じ曲げられている始末。そもそも刑事裁判でさえ「有罪の判決が出ても罪を犯したことを認める必要はない」という原則がある。このような裁判制度に対する大きな誤解を助長させているのは、売れればよいと思っているマスコミでしょう。


みなさん、気をつけてください。世の中「だれかが何らかの利益を得る」ことがない動きはありません。それが民間主導であれば尚更。新しいことがおきそうな場合、可決される場合、

常に「誰が得をするのか」を考えてください


それだけで、そうとうな裏が見えてきます。ただし、彼らも巧妙なカモフラージュをしてますけどね。(2007.11.6)


*6に関して(追記2007.11.6)

結局はマスコミと視聴者の需要と供給の一致の結果の面もある。

誤解をしそうな文章でしたので、追記します。この問題は、マスコミだけの問題ではないということです。マスコミも商売であり、読者と視聴者がいて初めて成り立つものです。より多くの人に読まれたり見られたりするニュースを中心に報道するのは、冒頭に挙げたように読者や視聴者の要望もあるからです。そうした報道姿勢を批判するのは、読者、視聴者自身への批判とも受け取るべきところもあります。冷静に考えると、現実ではマスコミに最も影響力を持っているのは財界と政治ですが、決して読者と視聴者側にもあることを忘れてはならないと思います。

最近、健康情報番組で捏造が発覚したように、マスコミが無謬な善人でないことは明らかです。マスコミの流した情報を、無条件に受け入れる読者や視聴者にも責任の一端はあります。

放送された翌日に、その商品を品切れ状態にしたのは、マスコミではなく視聴者自身です


  続く(情報リテラシーAへ)


2006.7.24記載
2007.11.6 追加更新