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*日本財政危機は本当か?〜ではどうするか!(9)

なぜこの国は負債大国になったのか?

郵政民営化で、郵便局の投資先は外資だらけであった。やはり、資本の流出が著しいことはもう否定しようがないと感じる。私は結果として、以前は貯蓄>>外資流出だったのが、現在2007年では果てしなく貯蓄<<外資流出に傾いていると感じる。その意味で前半も後半も。時間の流れを考慮すれば、よく分かる。やはり時間軸は大事なのだ。

つまり、多分、私の考えでは、

よくいえば、『この国は馬鹿を演じる必要性があったから。』

である。やはり、日本は敗戦国なのである。未だに情報戦争は続いている。そして、日本は負け続いている。アメリカの成功は、「情報戦争」に日本に気がつく前に、人々を骨抜きすることに成功したからかもしれない。

厳しく言えば、「しょせん、年次改革要望書のもとアメリカ利益のために身売りをしている」

だろう。

でも、この国にいる公務員は私利私欲ばかり走る人だけで、構成していない、と思う。

とくに百姓は、低生産性を責められ、つい自虐的になってしまいがちですが、堂々と胸を張って生きて行きましょう。
人間にとって一番大事で無くてはならない「食料」を生産しているのですから。



*では、どう伝えていくか?

様々な人々が、これまで色々な角度から「財政が危機だ」「財政が破綻する」という話は嘘かもしれないと説明してきた。いや、かりに計算上出るとしたら、それは何に基づくものであって、なにが原因であるかについては(3)〜(8)で述べた。

しかし残念ながら日本のような大衆社会ではこれらの説明がうまく浸透しない。むしろ一般大衆は、「借金時計」とか「国の借金はサラ金の借金と同じ」「国の借金を一万円札で重ねると富士山の何倍になる」という脅し装置や脅し文句に簡単に騙される。

これは、昔ながらの「お上の言うことだから」という体質そのままであり、医療崩壊問題でも根本を成すところである。企業が公開して言ってるのだから、政府が言っているのだから、あの有名人が言っているのだから、あれほどのお偉いさんが言っているのだから、と信じて疑わない人が多い。だからこそ、小泉劇場にまんまとだまされる。テリー伊東の郵政民営化のビラをそれだけで信じる。マスコミはお上にくっつく。


大衆は扇動に弱いのである。しかしこの大衆が選挙権を持ち政治家を選んでいる。たしかに大衆に何を言ってもしょうがないからと突き放すのは簡単であるが、それでは物事が進まない。やはり誰にでも解る方法で説得を試みるべきであろう。財政というものはあまりにも複雑であり、説明が非常に難しいテーマである。インテリと思われる人々も、こと財政に関しては、ほぼ大衆レベルの認識しかない。私も十分素人だが。その財政問題を真正面から取扱うことは困難なのではないか思う。

(2) で取上げた「小さな政府が正しい」以下の嘘も同時についているのである。「財政が危機だ」という嘘を覆すのは困難を要するが、その他の嘘を嘘であると証明することは比較的容易と考える。題して外堀作戦である。これらが嘘ということになれば、彼等が「嘘つき」ということになる。これによって「財政が危機だ」と言っている人々が根っからの嘘つきだと証明されれば、「財政危機」という話も嘘ということが理解されるかもしれない。
 


2007.11.6 記載
2008.5月一部更新