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*アメリカを語る前の留意点…  



*Introduction

アメリカを語る際の注意点、それは「理念と現実のギャップ」である。 えてして、多くの日本人はこの「理念」のみ注目して、やれ日本もそうすべき!、米ではもう何十年もまえに、こんな「勧告」を発していた!、だから日本は遅れているのであり、早く米に追いつくよう努力すべきだ!などと、現場を知らず(知っていて行動している一部の裕福層はいるだろうが)思考停止、無批判的態度に陥っている。

その「ギャップ(Ex:勧告だけで現場はまったく動かず)」や「裕福層の利益のために、中流以下をないがしろにし、非倫理的な態度の横行」も同時に成立している「現場」把握はないがしろにされている。薬害エイズがいい例である。理念先行、現場はビジネスチャンスが減るから無視、国内で批判が強くなれば、情報の乏しい外国にパワーゲームで転化する。パワーゲームの際は、綺麗な理念・理想で綺麗にラッピングしてから輸出する。これに、日本もだまされている。このラッピングされたパワーゲームの方法が、別項に示す「年次改革要望書」と「日米投資イニシアティブ報告書」である。


*この議題を出すと決まって出る反論は以下である。

「日本側の年次改革報告書もいい加減、内政干渉レベルだと思うんだが
……
あくまで「要望」だからよいのでは?」
「そもそも、小泉は議員時代から郵政民営化を目指していたわけで、年次改革報告書とは関係がない。」
「同盟国の意向をある程度反映させようという意志は日米双方ともあるだろうが、それをもって属国がどうのというのは陰謀論。」

などです。こういえるレベルの話ではなくなっているのが現状です。詳しくは「*アメリカ医療制度と市場原理」の項を読んでください。



2007年9月記載