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称混合診療「だけ」議論に注意点!厚生省対財務省



結論:私は「今」、この政府の理念の元で混合診療を認めるのは、私の理念に反するため「反対」する。

混合診療を理解するのに私が最適と思うページはコレです。共にマッシー池田のHPです。
http://square.umin.ac.jp/massie-tmd/kongoshinsa.html
http://square.umin.ac.jp/massie-tmd/mixedprtc.html
http://square.umin.ac.jp/massie-tmd/hiroshima0502.html



2007年11月8日、ついに財務省系が後押しし、司法の肥大権力としか思えないような判決が神奈川県地方裁判所で下った。
参照:
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/18513775.html B

Bより一部抜粋----------------------------------------------------------
*混合診療解禁はアメリカの要望であり、(混合診療解禁→医療保険市場の拡大)
*財務省官僚などは、『金のない高齢者が早く死ねば、自分たちの汚点である年金問題も解決する』
と本気で考えていますから、わざと控訴せず→混合診療解禁へ、と考えるのではないでしょうか。
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11月11日時点で厚生省は控訴しましたが…。パフォーマンスかもしれません。

上記には私もまったくの同意ですが、混合診療解禁を…

*望む人の意見

・医者:早く仕事を減らして、過労死したくない。
・一般:主に裕福層。・・・保険診療に加えて認めるのに何が悪い!
・財務省:結果ありきの「支出を減らしたいから…」

*反対の人の意見

・人の命も金次第になってしまう!
厚生省:保険診療枠外の増加⇒保険診療という枠の効果が薄らぎ、診療報酬の増減による医師のコントロールをしにくくなる。つまり、保険医許認可という絶大な権限と医者に対する影響力を守るため


と、医師の間でも意見は分かれていますが、つまりが、

財務省 V.S. 厚生省(>PMDA)なのだと思う。

その上で、混合診療(何でもそうですが)を議論するときの注意点2つある


1.薬の審査/承認の仕組み(≠人を対象とする皆保険制度)

保険適応となる前に、その薬の有効性と安全性が科学的に検証されねばならない。この科学的検証過程を“審査”、審査の結果、臨床現場で使用してよいと判断することを“承認”と呼ぶ。審査はPMDAが承認(保険適応)は厚生省が行い、別組織別人員で行われている。高度先進医療は審査が通っていないものである。国民の命を守るためには、承認審査は経済的利害関係や、特定の団体の圧力に影響されてはならないが、日本では国民皆保険制度と厚生省のためPMDAと厚生省の一致率が高いため、影響を受けやすいというリスクも負っている。(http://square.umin.ac.jp/massie-tmd/hiroshima0502.htmlを参照)


2.まず、理念ありき!

本質は「
一般会計と特別会計/企業会計」で述べたのと同じである。

*混合診療だけを議論しても、平行線。その背景と社会の流れが重要。


混合診療を認めても、「社会保障と国民の健康がまず大事で、医療費を減らすつもりがない」という理念にもとならまだ構わない 。本当に最先端の「効果が良く分からない!?」医療介入だけを自己責任にすればよいだけなのだから。ただし!保険範囲は医療の進歩に応じて広げていくし、国民全員に提供するという理念が必要不可欠である。まぁ、そんな意気込みなら、全部保険適応にするという方法もある。そうなると、サプリメントなどの医薬部外品の問題も出てくるが。

なぜ私が「今」そして「政府の理念」を強調するのか。「金のない高齢者が早く死ねば、自分たちの汚点である年金問題も解決する」し「外資参入と企業優遇のための国民犠牲」の今の理念だから反対なのだ。
この理念下で混合診療が解禁されたら、保険診療の範囲を縮小して国の財政負担を減らし、最低限のラインが限りなく下げられ、モラルハザードを起こすことが予想されるからである。(
参照

以上のように、「混合診療だけ」を議論しても仕方がなく、その背景の理念の差こそが問題なのだ。

今、混合診療に賛成する人々はおそらく

・財務省や外資企業。それにつるむ役人と企業。
・政府の今の理念まで考えが及んでいない。純粋な患者・理念美化団体
・負け組みは自助努力が足りないのだから、健康格差も構わないと思っている勘違いさん。
・過労死しかけている医療従事者

などであろう。
つまり、「わざと」か「知らずして」か…この2者を一色単に議論することが混乱の元となっている場面によく遭遇する。

無知ほど怖いものはない。「いいことやっている」と信じ込んでる熱心な信者ほど性質が悪い。イジメている意識のないイジメほど恐ろしい。無知は罪。つまり、調子にのっている私のこと。


(注)健康保険法は混合診療を大前提とした法律であり、その後の国民皆保険制度のために特定療養費制度を追加した。理念で通称混合診療に反対しているだけで、法的根拠はない。むしろ特定療養費制度の反対解釈という荒業を決め続けている苦しい状態。

2007.11.12 記載