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*「教えるという作業」に関してこと



教育の目的は「独り立ち」させることだが、一方でそのための方法論に関して以下雑記する。

「教える」という作業は、達人の感覚を「型」として提示し、それを反復練習させて相手に乗り移らせる行為

 

ではないだろうか。例えの「型」だが、

*医療・医学(詳細は別項)

     症候分析:解剖、病理(タイムコース)、生理(仮説演繹法:病態振り返り)、VINDICATEOPQRST

     老練者のパターン認識の型として提示

     PCMD,I,P,C

     地域アプローチ

 

*会計(詳細は別項)

     割り算を使う

     大きな数字に注目する

     お金の回転をイメージする。資金源、資産、費用、収益。

/仕訳は最高の芸術である。複式簿記。2Xの情報量。ゲーテ


*囲碁:定石、格闘技:型、というものが存在する。

また、どのように教えるかだが、


教える:基本的には「型」を実際に使わせること。

1.パフォーマンスを観客に見せる仕事

 師匠と同時できる。

 ダンス:一緒に踊る

 音楽演奏:一緒に演奏する

2.観客(プロ)と1:1で対応する仕事

 師匠と同時にできる。観客を真似る、付いて行く

 囲碁:対局する、大盤解説。

 スポーツ:対戦する。

3.観客(素人)と1:1で対応する仕事

 師匠と同時にできない。

 カウンセラー・外来医療:以下のようなやり方があるかもしれない。

 1.カメラ:リアルタイム。

 2.マジックミラー:+臨場感、カウンセラー、

 3.大盤解説:+共有、分析。

 4.観客をプロの素人に。あくまで真似にすぎないが、型と臨場感あり。

 5.観客素人と1:1の診察。一挙手一投足の意識化、説明、言語化:

 教える側:自分の行動、言動の言語化が重要=達人の「型」を言語化

 

*スポーツ:

選手に自由にプレーさせればおのずと攻撃の選択枝が増えるように考えている人がいるが、約束事=型がない状態で選手はかえって迷う。自由を目の前にすると、部下は不自由になる。

*音楽セッション:
 
Free session
でもキメというルールの反復の間に自由がある。特にブルースは、12小節、ターンバック、コード進行など多くの制限の中で自由に動くこと。

 

身に着けた型(約束事、フレームワーク)をずらすことは容易い。0から1より1から100のほうが容易い。軸を決めてからは飛躍する。まずは「型」をみにつける。一方でその「型」の生まれた歴史・経緯の理解が必要である。



2009.3.20