運動負荷検査:トレッドミル検査
検査目的
・虚血性心疾患の予後評価および治療効果の判定、運動で誘発される不整脈の診断、運動耐容能の評価。
検査前準備
1.患者から症状を聞き、安静時心電図を仰臥位および座位にて記録する。
2.循環器医による安静時心電図のチェックを受け負荷検査実施の可否を決める。
検査方法
・ トレッドミル台のベルトコンベアーの上を歩行する事で負荷をかける検査で、ベルトのスピードと傾斜を変化させ多段階負荷を行う。
・プロトコルは、通常、Bruce変法を用いる。
・検査実施にあたっては、循環器医2名が行う。ときどき、循環器医1名と技師1名で行うこともある。
・トレッドミル検査装置は、同時に2患者が検査出来るよう2組の装置がある。
特徴
・心電図と血圧のモニターを行いながら負荷をかけるため症候限界の負荷が可能である。
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