7. 循環器器官の解剖-2
(問題)次のうち正しいものはどれか。
左室短軸断面乳頭筋位において前乳頭筋は後乳頭筋より前方左に位置する。
前乳頭筋は僧帽弁前尖と後尖のそれぞれ左半分に腱索を介して接続している。
後乳頭筋は僧帽弁前尖と後尖のそれぞれ右半分に腱索を介して接続している。
大動脈弁は左冠尖、右冠尖および無冠尖の3枚よりなる。
左および右冠尖のすぐ上に左、右冠状動脈開口部がある。
僧帽弁は前尖と後尖からなる。
前尖は1枚のscallopからなり、後尖は2枚のside scallopと1枚のmiddle scallopからなる。
僧帽弁前尖は1枚のscallopからなり、
僧帽弁後尖は2枚のside scallopと1枚のmiddle scallopからなる。
三尖弁は前尖、後尖、中隔尖の3枚よりなる。
肺動脈弁は前尖、後尖、中隔尖の3枚よりなる。
傍胸骨左縁左室長軸断面において大動脈弁のM-mode をとるとき、
描出される前方の弁は右冠尖、後方の弁は無冠尖である。
僧帽弁前尖と大動脈後壁は連続している。
左室の等容性拡張期は大動脈弁の閉じてから僧帽弁の開くまでの時間である。
大動脈弁が閉じたことを示す指標はA音、大動脈弁のM-mode、心電図のT波終わりなどがある。
僧帽弁が開いたことを示す指標は僧帽弁のM-modeがある。
僧帽弁のM-modeエコーでは心房細動時には単峰性を呈するが、洞調律では2峰性である。
(解答)
すべて正解。
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