プローブの構造
プローブ構造

<プローブ構造・超音波ビーム>
・超音波プローブ(探触子):プローブ本体・コード・コネクタよりなる。
・本体先端にシリコン製のカバーに覆われた超音波送受信部分がある。
・先端の長辺に沿って圧電素子60〜120個が1列に埋込まれている。
・圧電素子に高周波の電圧をかけると、超音波が発生する。
・1列の素子に同時に電圧をかけると、プローブ尖端面から前方に向かって、超音波が照射される。
・プローブ長辺方向に沿い、面状に超音波が伝搬する。この伝搬する超音波をビームという。
・1列の素子に時間差をつけて電圧をかけるとビーム方向を変化させることができる。
・セクター型では、ビーム方向を規則的に変化させ扇形の画像を得る。
・プローブ本体の側面にはマークをつけ、画面表示の基準点となっている。


 

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