理事長あいさつ

理事長 山田 正三(虎の門病院 間脳下垂体外科)

この度、歴史ある本学会の理事長を拝命致しました。本学会の発展のために微力ではありますが、誠心誠意尽力する所存でおりますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。

本学会は下垂体腺腫を主として扱う脳神経外科医を中心に創設されましたが、現在では脳神経外科医以外に内分泌内科医、小児内分泌科医、病理科医、放射線科医や婦人科医など間脳下垂体疾患に関心を抱く、幅広い分野の人々から構成されています。本学会は間脳下垂体腫瘍の基礎的事項や、診断・治療といった臨床的事項の発表と討議を通じ、本邦における間脳下垂体腫瘍研究の発展に寄与して参りました。今後、本学会がこの分野での中心的な存在として更に発展していくために最も必要なことは、本学会が会員に取って常に有用で魅力ある学会であることです。そして同時に本学会の活動は社会にとっても有益でなければなりません。さらにそれらの運用は公正でなければなりません。以上の観点から、私は新理事長として以下の点を重点項目として、学会の更なる発展に少しでも寄与できればと考えております。

  1. 学会基盤の安定化:会則、内規、各委員会など学会の制度や法人化に関する諸事項の見直し。
  2. 他の関連学会との連携・連帯:関連学会との協同開催や、シンポジウム、教育講演の企画。Pituitary society等関連する国際学会との連帯。同時にアジアにおける専門家との連携。
  3. 教育:特に次世代を担う若手医師への教育制度(手術手技の向上や研究分野での躍進をサポートする制度)の構築。
  4. 学会主導の共同研究:公正でかつ透明性を担保した運用の確立。
  5. 社会への貢献:公開市民講座の企画や、患者会等との連携。

私は、間脳下垂体腫瘍の研究と治療に長年関わって来た医師として、間脳下垂体腫瘍学会の更なる発展のために、全力で会の運営に当たりたいと考えております。どうぞ会員の方々の益々のご協力、ご支援を賜ります様宜しくお願い申し上げます。

2015年3月

 

理事長(2006年2月2日より理事会制となる。)