
ご挨拶
この度、村瀬澄夫初代会長のあとを引き継ぎ、第2代会長に就任いたしました。日本遠隔医療学会は、発足以来まだ5年の若い学会ではありますが、その歴史をたどると先人達の大変な努力のもとにここまで発展してきたことがわかります。現在のブロードバンドの発達、普及は夢のまた夢のであった時代には、電話回線を用いた心電図伝送や、画質の不十分な動画の伝送が、少数の研究者により熱心に取り組まれていました。遠隔医療に関する技術は徐々に発達し、開原成允教授(現国際医療福祉大学)により厚生労働省研究班が組織され、1997年にその成果発表の場として第1回遠隔医療研究会が開催されました。その後遠隔医療研究会は順調に発展し、2005年にそれを引き継ぐ形で日本遠隔医療学会が発足しました。これまでに高松市、高崎市、岡山市で学術大会が開催されてきましたが、演題数、会員数とも年々増加しており、大変活力のある学会となっております。
政府の進める「e-Japan戦略」、それに続く「IT新改革戦略」においても、医療、中でも遠隔医療と電子カルテネットワークは最重点の課題として掲げられており、遠隔医療の重要性がようやく社会に認められてきたものと感じています。
今後とも、本学会にぜひとも多くの皆様方にご参加いただき、遠隔医療の発展のためにご支援とご協力をお願いいたします。
平成20年4月1日 日本遠隔医療学会会長 原 量宏
沿革
本学会のルーツは、1997年の平成8年度厚生科学研究費・情報技術開発研究事業による遠隔医療研究班の成果報告が、第1回遠隔医療 研究会として開催されたことに始まる。その報告については全国的に非常に関心が高く、その内容を受ける形で各地での取り組みが開花したとも言える。班会議 の報告会としての遠隔医療研究会は、1999年の第3回遠隔医療研究会まで、開催された。その後、医療情報学会の課題研究会として遠隔医療システム研究会 が発足し、研究会の開催が引き継がれた。2000年の第4回から2004年の8回まで、課題研究会の主催で遠隔医療研究会が開催された。この間、課題研究 会は時限組織のため、課題研究会の名称は遠隔保健医療研究会と変わっている。このような経緯のもとで、臨床面での取り組みを強化するため、2005年4月 1 日より日本遠隔医療学会が発足した。
第1回遠隔医療研究会 1997 (H 9)年3月 5日:全社協・灘尾ホール(会長 開原成允)
第2回遠隔医療研究会 1998 (H10)年3月 6日:シェーンバッハ・砂防ビル(会長 開原成允)
第3回遠隔医療研究会 1999 (H11)年4月 6日:東京国際フォーラム・ホールC(会長 開原成允)
第4回遠隔医療研究会 2000 (H12)年8月 5日:日本教育会館一橋ホール(会長 高橋 隆)
第5回遠隔医療研究会 2001 (H13)年6月10日:日本教育会館(会長 高橋 隆)
第6回遠隔医療研究会 2002 (H14)年7月 6日:東京国際フォーラム・ガラス棟(会長 村瀬澄夫)
第7回遠隔医療研究会 2003 (H15)年7月26日:旭川グランドホテル(会長 広川博之)
第8回遠隔医療研究会 2004 (H16)年8月21日:岩手医科大学創立60周年記念館(会長 鎌田弘之)日本遠隔医療学会 学術大会
日本遠隔医療学会2008年度役員
名誉会長 開原 成允 (国際医療福祉大学副学長・大学院長、東京大学名誉教授)
会長 原 量宏 (香川大学)
副会長 酒巻 哲夫 (群馬大学)
理事
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廣川博之 (旭川医大) 吉田晃敏 (旭川医大) 長谷川高志 (国際医療福祉大学) 東福寺幾夫 (高崎健康福祉大学) 岡田宏基 (岡山大学) 木暮 祐一 (武蔵野学院大学) 吉川千恵子 (名桜大学) 郡 隆之 (利根中央病院) 横井 英人 (香川大学) |
新井桃子 (NPO medical-e.net) 中島 功 (東海大学) 村瀬澄夫 (東員病院) 石塚達夫 (岐阜大学) 辻 正次 (兵庫県立大学) 太田隆正 (太田病院) 柏木賢治 (山梨大学) 田中 孝一 (富士通) |
監事
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鎌田 弘之 (盛岡赤十字病院) |
坂庭 一彦 (三洋電機) |
特別幹事
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小川晃子 (岩手県保健福祉情報化コンソーシアム) 永井優子 (日本ルーラルナーシング学会) 三浦秀史 (禁煙マラソン) 土橋 康成 (日本テレパソロジー・バーチャルマイクロスコピー研究会)
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JTTA2008
in 岐阜大会長 石塚 達夫 岐阜大学
JTTA2009
in 熊本大会長 田代 祐基 帯山中央病院
会長・副会長・理事は平成19年10月20日の選挙で選出されました。
選挙管理委員長 東福寺幾夫
日本遠隔医療学会2005年度役員
日本遠隔医療学会2006年度役員
日本遠隔医療学会2007年度役員