【大会概要】

日時：2012年12月8日（土）　9:50〜　（受付開始は9:20〜）
場所：京都大学文学部　新館2階第3講義室
（〒606-8501　京都市左京区吉田本町）
（http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/about/access/）

＜懇親会＞
日時：2012年12月8日（土）　18:10〜20:10
場所：京都大学文学部　新館1階第2講義室
会費：一般3000円　学生2000円

【スケジュール】（発表概要を含む大会プログラムはこちら（PDF形式：259KB））

9:20	受付開始
9:50	開会　苧阪直行（京都大学）
9:55	一般発表(1)　司会：齊藤智（京都大学）
	[1]　長期音韻知識が非単語の短期保持を支えるメカニズム
	中山真孝（京都大学・日本学術振興会） 　　　石橋優也（京都大学） 　　　枡田恵（京都大学） 　　　野崎優樹（京都大学） 　　　冨永敦子（京都大学） 　　　谷田勇樹（京都大学・日本学術振興会） 　　　齊藤智（京都大学）
	[2]　ワーキングメモリと複雑な暗算の個人差
	大塚結喜（京都大学こころの未来研究センター） 　　　苧阪直行（京都大学文学研究科）
	[3]　リスニングスパンテスト成績と心的イメージ鮮明度の関連性
	稲岡いずみ（大阪大学人間科学研究科） 　　　苧阪満里子（大阪大学人間科学研究科）
	[4]　視覚的注意過程における“希釈”の評価―特徴統合と音韻処理の観点から―
	川島朋也（神戸大学国際文化学部） 　　　松本絵理子（神戸大学国際文化学研究科）
10:55〜11:00　小休憩
11:00	一般発表(2)　司会：湯澤正通（広島大学）
	[5]　第二言語習得における習熟度とワーキングメモリとの関係
	二口和紀子（名古屋大学）
	[6]　日本語韻律的特徴が音韻的短期記憶における英単語音声分節化に及ぼす影響：中国語母語話者との比較を通しての発達的研究
	水口啓吾（広島大学教育学研究科） 　　　湯澤正通（広島大学教育学研究科） 　　　李思嫻（華南師範大学教育科学学院）
	[7]　日本語版オペレーション・スパン・テストの開発
	小林晃洋（専修大学） 　　　大久保街亜（専修大学）
	[8]　具体的な自伝的記憶の検索とワーキングメモリ課題成績の関連
	松本昇（筑波大学人間総合科学研究科） 　　　望月聡（筑波大学人間系）
12:00〜13:00　昼休み（理事会）
13:00	一般発表(3)　司会：宮谷真人（広島大学）・渡邊正孝（（財）東京都医学研究機構）
	[9]　事象関連電位を用いたリーディングスパンテストのターゲット語処理に関する検討
	池田尊司（大阪大学人間科学研究科） 　　　遠藤香織（大阪大学人間科学研究科） 　　　肥後克己（大阪大学人間科学研究科） 　　　苧阪満里子（大阪大学人間科学研究科）
	[10]　知覚負荷を操作したオドボール課題での課題無関連刺激への注意とワーキングメモリ容量個人差の関係
	藤井達史（大阪大学人間科学研究科）
	[11]　眼球運動計測による視空間性ワーキングメモリ課題遂行に関わる認知プロセスの検討
	肥後克己（大阪大学人間科学研究科） 　　　苧阪満里子（大阪大学人間科学研究科）
	[12]　鍼刺激がワーキングメモリ機能に及ぼす影響について―光トポグラフィーを用いた研究
	玉井秀明（自治医科大学医学部麻酔科学集中治療医学講座・帝京平成大学ヒューマンケア学部はり灸学科） 　　　菊地千一郎（自治医科大学医学部精神医学講座） 　　　渡辺英寿（自治医科大学医学部脳神経外科学講座） 　　　岸浩一郎（自治医科大学医学情報学） 　　　五十嵐孝（自治医科大学医学部麻酔科学集中治療医学講座） 　　　瀬尾憲正（香川大学医学部附属病院） 　　　久島達也（帝京平成大学ヒューマンケア学部はり灸学科） 　　　高橋秀則（帝京平成大学ヒューマンケア学部はり灸学科） 　　　竹内護（自治医科大学医学部麻酔科学集中治療医学講座）
	[13]　大脳皮質-基底核-視床ループ構造とルールベース学習を用いたワーキングメモリモデルの研究
	山城愛（電気通信大学情報理工学研究科） 　　　田中繁（電気通信大学総合コミュニケーション科学推進室）
	[14]　ワーキングメモリ容量の個人差の基盤となる前頭前野背外側部―認知制御の階層構造からのアプローチ―
	源健宏（大阪大学人間科学研究科） 　　　苧阪満里子（大阪大学人間科学研究科） 　　　矢追健（京都大学文学研究科） 　　　苧阪直行（京都大学文学研究科）
14:30〜14:40　休憩
14:10	一般発表(4)　司会：室橋春光（北海道大学）・五十嵐一枝（白百合女子大学）
	[15]　 視覚的ワーキングメモリの多様性―高齢者における検討―
	川越敏和（熊本大学社会文化科学研究科） 　　　積山薫（熊本大学文学部）
	[16]　高ワーキングメモリがもたらす功罪
	松田幸久（金沢医科大学精神神経科学）
	[17]　解離傾向とワーキングメモリの中央実行系機能の関連
	間野陽子（岡山大学文学部人文学科） 　　　堀内孝（岡山大学社会文化科学研究科）
	[18]　読解の困難を主訴とする児童における読解学習支援の効果
	河村暁（発達ルームそら）
	[19]　ワーキングメモリの小さい児童の授業態度の変化：小学校１〜３年生における検討
	蔵永瞳（広島大学） 　　　湯澤正通（広島大学） 　　　渡辺大介（広島大学） 　　　水口啓吾（広島大学） 　　　縄中美穂（広島大学） 　　　池田丈世（広島大学）
	[20]　児童のテキスト理解における文章作成にワーキングメモリ容量と視覚的情報提示が及ぼす影響
	池田丈世（広島大学教育学研究科） 　　　渡辺大介（広島大学教育学研究科） 　　　水口啓吾（広島大学教育学研究科） 　　　湯澤正通（広島大学教育学研究科）
	[21]　抑制機能課題における観察効果の非対称性：幼児を対象にした検討
	森口佑介（上越教育大学） 　　　篠原郁子（愛知淑徳大学）
16:25〜16:40　休憩
16:40	講演　司会：苧阪直行（京都大学） 　[1]　16：40〜17：10 　　　＊講演者：湯澤正通（広島大学教育学研究科） 　　　＊演題：「教育に生かすワーキングメモリ研究」 　[2]　17：10〜17：40 　　　＊講演者：苧阪直行（京都大学文学研究科） 　　　＊演題：「日本ワーキングメモリ学会の10年の歩みとこれから―分科会の提案」
16:40	第9回大会優秀発表賞受賞者報告　司会：苧阪直行（京都大学） 　[1]　17:40〜17:45 　　　＊講演者：坪見博之（富山大学人文学部） 　[2]　17:45〜17:50 　　　＊講演者：大塚結喜（京都大学こころの未来研究センター） 　[3]　17:50〜17:55 　　　＊講演者：源健宏（大阪大学人間科学研究科）
17:55	閉会　苧阪直行（京都大学）
18:10	懇親会 　＊場所：京都大学文学部　新館1階第2講義室 　＊会費：一般3000円　学生2000円
20:10	終了

【発表者の方へ】

＜優秀発表賞について＞
日本ワーキングメモリ学会では，若手研究者の優秀な発表に対する発表賞を設けております。
表彰対象となるのは当該年度末(2012年3月31日時点)において発表代表者が35歳以下の発表です。

！！今大会において発表された研究成果のうち，下記の2名の方の発表が優秀発表賞として選考されました。！！

　・中山真孝（京都大学・日本学術振興会）
　[1]　長期音韻知識が非単語の短期保持を支えるメカニズム

　・水口啓吾（広島大学教育学研究科）
　[6]　日本語韻律的特徴が音韻的短期記憶における英単語音声分節化に及ぼす影響：中国語母語話者との比較を通しての発達的研究

＜発表形式＞　口頭発表のみ（PCによるパワーポイント呈示に限ります）。

＜発表時間＞　15分（3分の質疑応答を含みます）

＜ご使用いただける機材＞

1）Windows 7 PC (ご必要であればWindows XP PCもご用意できます)
Power Point 2010がインストールされています(2003および2007で作成されたファイルも読み込み可能です)。
データはUSB接続機器・CDで入力可能です。

2）Mac Book Air (Mac OS X Lion)
Office Mac 2011およびKeynote '09がインストールされています。
データはUSB接続機器・CDで入力可能です。

次の場合は，発表申し込み時にご連絡いただければ幸いです。

・ご自分のPCを使用される場合（OSやPCの種類）
・Macを使用される場合
・音声を呈示される場合
・WindowsPCで，フロッピーをご使用になる場合
・PC以外の機材をご使用になる場合

【学会参加について】

学会へのご参加は無料です。

発表されない場合は，事前にご登録いただく必要はございません。事前登録が必要になるのは，【発表される場合】と，【懇親会に参加される場合】です。
皆様のご参加を，心よりお待ちしております。

【非会員の方へ】

発表を希望される場合はご入会ください。ご参加のみを希望される場合でも，できればご入会いただければ幸いです。
入会方法は「入会案内」をご覧ください。

入会は無料です。