ご挨拶

 伝統ある本学会の第34回総会を、琉球大学大学院胸部心臓血管外科学講座に担当させていただきまして大変名誉あることだと、関係諸兄に感謝申し上げます。開催日時は2014年4月17日(木)、18日(金)としています。例年より早い開催時期で、その準備に慌ただしいのですが、台風襲来前、梅雨を避けるとこの時期になりました。また、会場を名護市の「万国津梁館」としました。

 本学会雑誌にも掲載されておりますように、本学会の第一回総会は「静脈疾患研究会」と呼称して、昭和56年に阪口周吉先生を初代会長として浜松にて開催されました。爾来、34年間の長きにわたり多くの会長により継承され静脈学の進歩に大きく貢献してきております。本学会が沖縄で開催されますのは、当講座初代教授の故草場昭教授が会長を務めた、平成3年第11回総会であり、那覇市内のホテルで開催いたしました。それから約4半世紀が経過いたしました。

 脈管の中で静脈は動脈と比較して、患者の生命に直結しないとの認識が多く、大事に扱われていない印象があります。しかしながら、他脈管と同様に臓器還流および全身循環の心臓への帰還という大事な役割を担っており、さらに、静脈は我々人類が立位歩行を開始してからの生活におけるQOLに大きく影響していることは周知の事実です。特に近年の患者QOLを優先する医療の流れの中においては、極めて重要な部門となってきており、年々多くの医療関係者が本学会に集うようになってきています。その成果として本当に患者のQOLの向上に貢献しているのかを問うのもまた、学会の大きな使命ではないかと考えています。そのような観点から、今回のテーマを「静脈とQOL-QOL向上の検証―」といたしました。現時点における集学的治療成果も含めた、多くの報告がなされんことを期待いたします。

 本学会の開催地の名護は自然景勝の豊かな地であり、会場から小一時間で“美ら海水族館”まで行け、東洋一とうたわれる大水族館を楽しむことが出来ます。会場の「万国津梁館」は2000年に九州・沖縄サミットが開催され、先進7ヶ国の首脳が一堂に会した記念すべき場所です。「津梁」とは、「橋」を意味し、琉球王国が14~15世紀時代、東アジアを始め多くの国と交易し、世界の「かけはし」となっていたことを表現した言葉です。その意味で、本学会が静脈学研究において国内外の研究者の交流の場となり、その発展に寄与することを祈念いたします。

第34回日本静脈学会総会
会長 國吉 幸男
(琉球大学大学院医学研究科 胸部心臓血管外科学講座)

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