第44回 日本小児アレルギー学会会長挨拶
 

 この度、平成19年12月8日(土曜日)と9日(日曜日)の2日間、名古屋国際会議場におきまして、第44回日本小児アレルギー学会を開催させていただくことになりました。

 本学会が名古屋で開催されましたのは昭和63年の第25回ですから、今回は19年ぶりということになります。

 この間、小児アレルギーの分野は、気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などいずれの分野においても、病態の解明、診断と治療の新しい方法の開発など、大きく発展しました。その発展を支える研究に、臨床医だけではなく、基礎の研究者の積極的な参画もあり、益々幅が広がってきています。

 また、診療面では、気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎それぞれガイドラインが出版されました。さらには、病院での診療や園・学校での対応においても、いろいろな制度が新設され、アレルギー疾患の治療やQOL向上に役立っています。しかしながら、まだまだ十分とはいえず多くの課題を残しています。

 本学会のメインテーマを「小児アレルギーの今を見つめて未来を切り開く」としました。学術講演を通して、小児アレルギーの現状と新しい研究成果を紹介して頂きたいと思います。この学会で小児アレルギーの未来を切り開くことができる研究成果が1つでも多く出ることを期待しています。

 日本小児アレルギー学会の会員ではない先生方にも、是非とも学会会場へ足を運んで頂き、アレルギーに関する新しい情報を得て頂きたいと思います。また、一般の方のための市民公開講座(アレルギーの子どもの会)も計画しています。


 名古屋は日本のど真ん中に位置し、北からも南からも飛行機を使えば1時間半くらいで中部国際空港(セントレア)に着くことができます。美味な食べ物も沢山あります。12月の名古屋は寒さが厳しい日もあります。防寒には気をつけてご来名ください。学会関係者一同、心温まるお迎えをしようと準備をすすめています。

 多くの皆様のご参加を心からおまちしております。




第44回日本小児アレルギー学会
会長  宇理須 厚雄
(藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院小児科 教授)


 
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