エピジェネティクス発生から創薬へ

会期
2019 5 28 日(火)・29 日(水)
会場
神奈川県民ホール・産業貿易センター
年会長
古関 明彦
(理化学研究所・生命医科学研究センター副センター長)

多くの方々にご参加をいただいた第13回年会は盛会のうちに無事終了することができました。今回は、「発生から創薬へ」をテーマに、4人の海外からの演者を含めた総勢19名の演者にご講演をいただき、これらのテーマについて現状を共有し、考え、議論をする機会をもつことができたと考えています。これらの意見交換は、私にとって非常に有意義なものでしたし、各発表内容についての賞賛の声を多く耳にすることができました。さらに、140題近くあったポスター発表はいずれも素晴らしいものでした。また、それぞれのポスターの前で多くの議論が行われているのを目にしました。今後それぞれの研究がどのように展開され、どのような成果として結実していくのか、それらを目にすることを今から楽しみにしています。本年会が、参加してくださった皆様の研究の一助になり、その積み重ねとして日本のエピジェネティクス研究がさらに発展することを願う次第であります。

最後に、協賛にご同意いただいた企業・財団・学術団体の方々のご厚志、ご参加いただいた皆様による本年会への貢献、本年会の運営にご尽力いただいた皆様に、深く感謝いたします。

来年5月に、名古屋で開催される第14回年会で皆様に再会できることを楽しみにしております。

第13回年会長 古関 明彦

新着情報

2019年5月31日
年会の様子を公開しました。
2019年5月24日
プログラムにランチョンセミナーの情報を追加いたしました。
2019年5月9日
プログラムに日程表およびプログラムを掲載しました。
プログラムに海外招聘スピーカーご紹介 を掲載しました。
参加者・発表者へのご案内を掲載しました。
共催・協賛を掲載しました。
2019年3月28日
プログラムを更新いたしました。(一部、時間変更がありました)
2019年3月5日
プログラムを更新いたしました。
2019年2月28日
演題募集を3月7日18:00まで延長しました。
2019年2月22日
プログラムを掲載いたしました。
2019年1月23日
公式サイトをオープンしました。

イラスト提供:河本宏(京都大学)
このポスターは、本大会のテーマである発生と創薬を、葛飾北斎の「赤富士」の中に、ウォディントンのエピジェネティックランドスケープを取り入れて描画したものです。赤富士頂上にある未分化状態の細胞は、斜面を転がり落ちながら、分化していきます。右下の赤黒い塊は「がん」を示し、研究者が格闘する様子を示しています。左側にあるリフトは、分化細胞を頂上に戻す、つまり初期化をイメージしたものです。