示説(953-962) 化学療法(29):高用量2
10月13日 第 18.3 会場 時間:10:10〜11:15
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子宮頚癌に対するBOMPおよびMEP療法の有用性の検討

丸山 智義, 園田 顕三, 坂井 邦裕, 尼田 覚, 小林 裕明, 小川 伸二, 園田 隆徳, 矢幡 秀昭, 稲富 滋, 光本 正宗, 平川 俊夫, 加来 恒寿, 嘉村 敏治
九州大学 医学部 産婦人科


(目的)子宮頸癌に対する化学療法としてBOMP(bleomycin,vincristine,mitomycin C,cisplatin) およびMEP(mitomycin C,etoposide,cisplatin) 療法の治療効果について検討する。(方法)当科において1992年から1998年に子宮頚部扁平上皮癌にBOMP療法を行った25 症例と、腺癌にMEP 療法を行った16症例を対象とし、治療効果および予後について検討した。(結果)測定可能病変を有する進行および再発子宮頸癌において、扁平上皮癌に対するBOMP療法14例の直接効果はCR 0例、PR 2例、NC 2例、PD 10例で奏効率14%であり、腺癌に対するMEP療法8例の直接効果はNC 3例、PD 5例で奏効例を認めなかった。I期およびII期症例で広汎子宮全摘術を行い、全層浸潤、リンパ節転移、腹水細胞診陽性などのhigh risk症例の補助化学療法として行ったBOMP療法11例のうち2例(11%)が14および27ヶ月で再発したが、9例(89%)は6から42ヶ月(平均26.6ヶ月)再発を認めていない。同様に維持化学療法として行ったMEP療法8例のうち2例(25%)が7および29ヶ月後に再発したが、6例(75%)は8から48ヶ月(平均24ヶ月)再発を認めていない。(結論)BOMPおよびMEP療法は術後維持療法としては有用である可能性が示唆された。

JSCO37 抄録集