この度、第53回日本アレルギー学会総会会長を務めさせていただくこととなりました。大変な光栄であると同時に、伝統ある学会の運営に大きな責任を感じております。総会は2003年10月23日(木)、24日(金)、25日(土)に、岐阜市長良川国際会議場と岐阜ルネッサンスホテルにて開催いたします。

アレルギー学の目的は、病態の解明と治療方法の確立にあると思います。そこで今回は、特に「アレルギー疾患治療の新展開 -基礎と臨床のクロストーク-」とし、治療を中心テーマとしました。薬物治療、免疫療法および環境整備を三本柱とし、特別講演、教育講演、シンポジウムおよびセミナーを企画しました。

薬物治療については、ガイドラインに沿った既存薬の有効かつ安全な使用法についていろいろな角度から、また新しいアレルギー治療薬の望まれる方向性と標的分子、さらに遺伝子研究によって得られた知見をどのように薬の使用や開発に応用するかなど、実際的な問題と将来的な問題を取り上げたいと考えています。また免疫療法についてはそのメリットと限界、そしてアレルギー患者さんを取り巻く環境と医療体制を取り巻く環境の整備についても講演を賜る予定です。

このようなアレルギー疾患の治療を進歩させるには、基礎医学者と臨床の研究者が密に連携して対話をすることが重要かと思います。ぜひ活発なディスカッションのできる学会になることを期待しています。

岐阜は風光明媚な中堅地方都市であります。大勢の会員の皆様のご参加をお待ちいたしております。どうかよろしくお願い申し上げます。
 
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