第35回日本外科系連合学会学術集会

会長挨拶

 

 

 

 

第35回日本外科系連合学会学術集会 会長
山本保博
東京臨海病院 病院長

 

第35回日本外科系連合学会学術集会は、「いのちの尊さ ともに発展することの誇らしさ」をテーマとし、下記の要領で開催させて頂きます。

平成16年度から始まった新臨床研修制度がきっかけで医師不足が表在化しましたが、大学医局徒弟制度、臓器別専門医志向、女医増加傾向、訴訟化社会、勤務医の経済的問題等については、10年以上前からくすぶり続けていたことも事実です。特に、最近の外科医師の減少傾向は、日本医療界にとても大きな問題となっています。若年医師達は、きつい・きたない・危険の3K領域だから敬遠してしまうのでしょうか。我々が外科系の知識と技術を駆使して患者の尊いいのちを助ける誇らしい姿を伝えることができれば、必ず若年医師達は続いてくれると信じています。

本学会の特徴でもある外科系の各専門学会における横のつながりを重視し、外科系医師としての専門性にこだわらず、共通の話題と共通の視点から議論することをともに発展していく目的としています。眼前で苦しむ患者を助け、いのちの尊さを実感し、外科系医療分野の熱い魅力を伝えることができれば、必ずや刮目してくれるものです。また、この学会では、各専門分野で専門医、指導医として活躍されている先生方にも興味を持って頂けるよう、各チャプター委員会の先生方にお願いし、共通的手術手技、術後感染症、DICなど、共通する複合多様的な話題を取り上げたいと思っております。

第35回日本外科系連合学会学術集会が少しでも日常の外科系診療のお役に立てられればとの思いで準備させて頂きます。

是非、会員の先生方及び興味のある関係者の皆様におかれましては、主旨を御理解頂き参加くださいますよう御案内申し上げます。