第7回 日本言語聴覚学会
 
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生涯学習講座

生涯学習プログラムについて
 平成16年第5回日本言語聴覚学会からスタートした生涯学習講座も、今回で7回目の開催となりました。
 このプログラムは本協会の会員である言語聴覚士を対象としており、数年かけて必要数の講座を履修し、 かつ必要なポイント数を習得することにより、修了証を得ることができます。 すでに基礎プログラムや専門プログラムを修了された方が十数名おられます。 基礎講座については、平成18年1月に講師養成研修会を開き、各地域でより多くの会員が受講できるよう準備を進めております。 また、今後専門言語聴覚士の養成を目指したプログラムの構想も検討しています。
 言語聴覚障害のある方々により良いサービスが提供できるよう、会員の皆様にはぜひ積極的に参加していただき、 自己研鑽に励んでいただきたいと願っております。

I.本学会における講座について
3講座が開催されます。時間と題名は下記のとおりです。
5月21日(日) A会場(コンサートホール)
■基礎講座2 「臨床業務のあり方、進め方」
   講師:長谷川賢一 9:00〜10:00  石川県立音楽堂 コンサートホール
■基礎講座6 「研究法」
   講師:小林範子  10:05〜11:05  石川県立音楽堂 コンサートホール
■専門講座 「高齢者施設入所者の聴覚補償について」
   講師:立石恒雄  14:20〜15:50  石川県立音楽堂 コンサートホール
・学会時の受講は無料ですが、受講受付が必要です。講座開始後15分で受付を終了しますので、余裕を持ってご参加下さい。
・生涯学習受講受付に「生涯学習受講記録票」を提出し、スタンプを押してもらい、資料をお受け取りください。
・「生涯学習受講記録票」を忘れた場合には再発行費(200円)がかかります。
受付場所 生涯学習講座受付 A会場(コンサートホール2階ロビー)
受付時間  5月21日(日)
 8:30 〜 9:15 基礎講座2、6
 9:35 〜 10:20 基礎講座6
 13:40 〜 14:35 専門講座

II.本学会において取得可能なもの
1. 講座履修:
本学会で開講される上記3講座を受講されますと、それぞれ基礎プログラム、専門プログラムの履修となります。
2. ポイント取得:
本学会に参加された皆様は学会参加として1ポイントが認められます。 演題発表をされた場合はさらに2ポイントが認められます。

III.手続
1. 講座履修について
お手元に配布されている「生涯学習受講記録票」を講座の会場受付に提出し、所定の箇所にスタンプを受けてください。これが講座履修の証明となります。「記録票」の再発行には200円申し受けますので、お忘れなく御持参下さい。また、開催日時、基礎・専門の別、講座名を控えておいてください。後日、協会に修了証の申請をする際に必要となりますので、個人の責任で管理してください。
2. ポイント取得について
講座の場合とは異なり、スタンプを押すなどの処理は行いません。ただし、学会参加者証、領収書(本人の名前が書かれたもの)、発表の場合はプログラムコピーなどを保管しておいてください。後日、協会にて修了書の申請をする際に参加や発表を証明する書類として必要になりますので、個人の責任で管理してください。詳細につきましては「生涯学習の手引き」(配布済み)をご覧ください。
<お問い合わせ>
 日本言語聴覚士協会
 〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-5-8 正和ビル304
 FAX 03-5338-3856   Email kaiin@jaslht.gr.jp


生涯学習講座 基礎講座2
『臨床業務のあり方,進め方』
聖隷クリストファー大学 長谷川賢一

 チーム医療といわれるように、私たちは日々の臨床業務において医師をはじめ、多くの専門職との協力・連携を実践する立場にある。また、近年では障害児者を生活者としてとらえて、家族・友人・職場の他、近隣地域への関わりも求められるなど、守備範囲が広がっている。
 一方では、障害児者や家族の目には臨床経験の長さ、知識・技術の優劣にかかわらず、一人の言語聴覚士として同じように映ることも忘れてはならない。円滑で適切な業務遂行のためには、様々なスキルや知識とともに、社会性までが問われることになる。
 臨床業務の実際は対象障害や領域、施設によって異なるが、当日は成人領域の臨床を中心に、業務遂行上の基本的事項や留意点などについて述べる。

生涯学習講座 基礎講座6
『研究法』
北里大学 小林範子

 言語聴覚士の業務にとって、研究法についての知識を持つことは極めて重要である。その理由として、第一に、臨床家の基本的な責任である客観性、信頼性、妥当性を備えた臨床を行うにあたって、研究的視点を持つことは極めて重要であるからである。第二に、臨床家は、専門分野での互いの経験や発見、問題提起を、常に情報として交換しあい、臨床の質を上げてゆく義務がある。本講習会では、基礎的な研究方法論の確認、研究の進め方(テーマの発見、先行研究調査、仮説の設定、研究方法の決定、分析法、考察の方法と意味、結論の導き方等)、基礎研究と臨床研究の比較と実施法などについて解説したい。また、研究発表の基礎的準備法についても簡単に触れる予定である。

生涯学習講座 専門講座
『高齢者施設入所者の聴覚補償について』
聖隷クリストファー大学 立石恒雄

 長寿社会や少子化社会の影響により高齢者施設が増加し、そこに在籍する言語聴覚士の数も増加傾向にある。そのような施設では耳の不自由な高齢者がかなりの比率を占めているが、難聴に関する介護者の理解や本人の自覚が不十分なため、補聴器を利用している例は少ない。高齢者のQOL向上あるいは機能低下の防止という観点に立てば、聴覚補償の実現がいかに重要であるかは一目瞭然である。
 補聴器の装用を適正に行うには、耳鼻咽喉科を受診して補聴器適応の判断を受け、言語聴覚士または補聴器業者が適合・指導し、その状況を耳鼻咽喉科の主治医が管理する、という手順が望ましい。高齢者施設の言語聴覚士にとっては、難聴を理解し周囲の専門職と協力することにより、入所者の聴覚補償に関する臨床の流れをその地域に応じて構築することや、その臨床を円滑に行うための役割の一翼を担うことが重要な課題である。