第22回
日本看護科学学会学術集会のご案内

メインテーマ : 説明できる看護

〜 Telling people how nursing makes a difference 〜

会期:2002年12月6日(金)・7日(土) 
会場:東京国際フォーラム


第22回日本看護科学学会学術集会開催にあたって

メインテーマ"説明できる看護"へ向けて

第22回日本看護科学学会学術集会
会長 菱沼 典子

 看護職が市民のパートナーとして機能できるには、看護実践が受け手にもたらす効果を説明できなければならないと考えます。看護の力を、誰もが納得できるよう説明するには、看護実践の効果を研究によって証明し、さらに看護実践の改善につながる研究を積み重ねていく必要があります。
 学術集会は研究者の発表と相互の討議を通じて、研究の方向性を確かめ、研究の質を向上させる機会です。説明できる看護実践に近づくために、学会員をはじめ多くの看護職とともに考える時間を持ちたいと思っています。多くの方々の参加をお待ちしています。


プログラム企画の意図

プログラム委員長 堀内成子

 プログラムの教育講演ならびに2つのシンポジウムは、いずれも看護研究と看護実践とが、いかに有機的につながりをもちながら発展していくものであるかを探る手がかりになることを意図し企画いたしました。
 市民フォーラムでは、家族の看取りについて、看護者側と家族側それぞれの立場からの経験を共有したいと考えました。
 一般演題の申込みは453題で、提出された抄録は407演題でした。演題数の増加は、日頃の研究成果を発表いただけるという意味で大変うれしい悲鳴でした。今回の査読基準は、プログラム委員会で検討した結果、抄録の内容に関して倫理的問題を中心に行いました。その結果、最終的に389演題の発表が行われます。学会員が自分の研究を公表し、仲間から建設的批判を受ける機会として本学術集会を活かしていただきたいと、質疑の時間を昨年の2倍の時間としました。口演・示説ともに1演題20分(発表10分、質疑10分)ですから、参加者と発表者の間に学術的交流が生まれることを期待します。座長には、大先輩の会員から若手研究者まで幅広くお願いしました。
 交流集会では、本学会委員会の一環である活動や、新規な看護領域あるいは継続したテーマで10グループからの企画・運営が行われます。
 日頃の臨床の疑問や研究成果を持ち寄って、豊かな対話ができることを願います。学術集会からの帰途につく時、研究者仲間からの刺激がひとつでも印象的であったと感じることができますようお祈りいたします。