会長挨拶

 この度、2012年11月16日(金)~11月18日(日)に京都テルサで日本神経眼科学会総会を主催させて頂くことになりました。本学会は2012年度で第50回を数え、記念すべき総会を主催できることは、私と大阪医科大学眼科学教室にとって大変名誉なことであり、喜びと同時に重責を実感しております。

 神経眼科学は神経内科、神経耳科、脳神経外科、放射線医学などと連携しながら発展してきました。また瞳孔・調節反応などの機能検査は、環境医学にも応用されています。第50回総会を主催するにあたり、現在までの神経眼科を振り返り、さらに将来への新たな展望を開けるような、大きな成果が得られる学会にしたいと考えています。

 50周年記念特別講演を、本学会設立の礎を築かれた石川 哲先生(北里大学)、石川先生とともに日本の環境医学を開拓された柳沢幸雄先生(東京大学)にお願いしました。 さらに将来の神経眼科発展の礎となる基礎研究も重視しました。神経眼科領域の基礎研究は、ニューロサイエンス全般におよびます。おりしも2012年度日本眼科学会総会の評議員指名講演に「神経眼科の進歩」が選ばれ、他分野からの期待も大きいことが伺えます。このような主旨から、パーキンソン病など神経変性疾患の分野で、素晴らしい業績を挙げられている高橋良輔先生(京都大学)に特別講演をお願いしました。また新たな診断・治療を目指し、「ニューロサイエンスと神経眼科」というテーマで、4名のシンポジストの先生方に講演を依頼しました。

 本学会を、研究発表や情報交換の場として、奮ってご参加いただきたいと存じます。日本神経眼科学会会員のみならず非会員の先生方、視能訓練士やコメディカルの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

会長 大薗 恵一 平成23年12月吉日
第50回 日本神経眼科学会総会
会長 奥 英弘

(大阪医科大学 眼科学教室)