遠隔医療システム研究会

(1999年発足、代表幹事 高橋隆)

 

1.研究集会開催

(1) 第4回遠隔医療研究会

日時 平成12年8月5日(土)

場所 日本教育会館一橋ホール(東京千代田区)

 

これまで三回、厚生省研究班の下の実行委員会により開催された遠隔医療研究会の運営を引き継ぎ、第4回研究会として本研究集会を開催した。テーマは「実用的遠隔医療の展開と新たな取り組み」として、適用分野、効果、経済性、技術の進歩について議論を行い、特別講演1,パネルディスカッション1、一般講演24がなされた。参加者は157名で例年より少なめだったが、有識者が多数参加して活発な議論となった。なお企業展示は8件あった。

 

特別講演は、(財)医療情報システム開発センター理事長の開原成允氏より「遠隔医療にのぞむ」と題してなされた。またパネルディスカッションが、「新しい通信・画像インフラと遠隔医療の展望」と題して、高橋隆氏(京都大学)、谷口隆氏(厚生省),渡辺昇治氏(通産省)、中川晋一氏(郵政省)、小野定康氏(NTT)をパネリストとして迎えて行われた。また一般講演は、下記題目と講演者で行われた。

 

香川医科大学を中心とした遠隔医療システム 岡田宏基(香川医科大学)

旭川医科大学附属病院での遠隔医療 廣川博之(旭川医科大学)

災害時共同行動を展望した画像電送機器を使用する医療施設連携 中田康城(国立大阪病院)

在宅健康管理システムの経済効果と実用性に関する比較研究 辻正次(大阪大学)

過疎地域における高齢農業従事者の生活習慣病予防を目的としてJA健康管理システム 梅本敬夫(岐阜大学)

遠隔リハビリ支援システムによる介護者を対象とした指導の試み 山下幸司(鈴鹿医療科学大学)

在宅高齢者を対象とする口腔テレケアの効果  戸室かおり(東京医科歯科大学)

ホームページを用いた日常診療管理の検討 工藤嗣顕(工藤クリニック)

iモードを用いた患者支援システムの作成 池田直子(工藤クリニック)

10 遠隔医療システムを用いた神経難病の在宅医療支援に関する検討 田村祐樹(滋賀医科大学)

11 ネットワークを利用した在宅健康管理システムの実験 安藤敏(旭化成工業)

12 テレメディシンの評価手法 青木則明(Baylor College of Medicine

13 国際遠隔医療の実施と評価 滝沢正臣(信州大学)

14 肝癌診断支援のためのリファレンスデータベース 石黒正揮(三菱総合研究所)

15 遠隔手術教育を目指した手術動画像サーバーの構築   谷口英治(大阪大学)

16 インターネットを利用した遠隔医療における実用的共通データベース構築 古屋好美(ふるや脳神経外科医院)

17 テレビ会議による国際臨床セミナー 岡田好一(東海大学)

18 国際ヒバクシャ学術情報交換システムの運用と評価 横田賢一(長崎大学)

19 地域密着型医療・福祉用CATV通信網に関する研究開発 中村正幸(長野県情報技術試験場)

20 通信衛星を用いた超高精細遠隔医療システムの設計と構築 李勁松(三菱電機マイコン機器ソフトウエア)

21  ASP-DICOM PACS Teleradiology System の開発  佐藤俊彦(宇都宮セントラルクリニック)

22 費用効果分析によるテレメディシンプロジェクトの評価   青木則明(Baylor College of Medicine

23 二次医療圏レベルでみた悪性腫瘍手術の実態とテレパソロジーのニーズ 永田宏(国立がんセンター)

24 パラダイム・シフトと今後の遠隔医療のあり方 紀ノ定保臣(岐阜大学)

 

2.次年度の活動計画

 

(1) 第5回遠隔医療研究会

日時 平成13年6月予定

場所 東京(予定)