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学会情報

第12回 日本循環薬理学会
平成14年11月29日
当番幹事: 岡村 富夫
事務局:滋賀医科大学 薬理学教室

ご 挨 拶  2002/10/08

 時下、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 日本循環薬理学会は平成3年に循環薬理研究会として発足して以来、比較的学会が少ないという理由により11月下旬から12月初旬の金曜日に開催されて参りました。本年度も慣例に従い、第12回日本循環薬理学会を11月29日(金)に京都パークホテルにて開催いたします。

 会場はこれまで関西で本学会が開催される際にはよく利用されておりますので、御存じの方も多いと思います。皆様には気軽に参加していただければと存じます。

 これまで本会は、開催の世話人である代表幹事のアイデアにより、特別講演やシンポジウムだけでなく、ディベートやパネルディスカッションなど多様な形式で行われて参りました。また、そのテーマもアトラクティブなものが選ばれ、最近では遺伝子治療や生活習慣病について取り上げられてきました。今回もその方向でテーマを模索しておりましたが、昨年から、本会の設立10周年を期になされた役員の改選において、新たに幹事になられた先生方が活動されていることを思い出しました。そこで、新幹事の先生方による講演会を企画し、講演の可能性を打診したところ、ほとんどの先生方から快諾を得ました。したがって、本年度は特にテーマを設定せず、循環薬理学とはいえ、それぞれ異なる専門分野の第一線で活躍されている方々の講演を拝聴することにより、逆に現在のトピックを認識出来るのではないかと思います。また、このような先生方のお話をまとまって拝聴する機会は案外少ないのではないかと考えます。そもそも、本会は循環薬理に関する研究を専門とする人々の交流の場であります。実は、第一回の研究会が同じ場所で開催された折には、同様に当時の幹事の先生方による講演会が行われ、好評を博しました。今回もそれに習ったわけであります。又とない機会ですので、是非ともご参加頂き、各自の研究にお役立ていただければ幸甚です。

 また、第9回の学会より設立された " Young Investigator Award " も大変好評で、多くの若手研究者の方から合計27題の応募をいただきました。選考方法はこれまでと同様に、第一次選考として学会幹事の先生方(19名)による抄録を対象とする選考により、8名の受賞候補者を選ばせていただきました。最終選考は、当日の口演発表を対象として、出席されている幹事の採点により、2名の受賞者を選ばせていただきます。また、ポスタ?発表も22題ございます。いずれも充実した研究内容ですので、活発な討論を期待いたします。

 本会での議論が先生方の研究の一助になれば幸いです。

 それでは晩秋の京都でお会いできることを楽しみにいたしております。

第12回日本循環薬理学会
 代表幹事 岡村富夫 
 滋賀医科大学薬理学教室


第12回日本循環薬理学会プログラム


8:50 開会挨拶 第12回日本循環薬理学会当番幹事 岡村 富夫

 

会場「バッキンガム西」


9: 00〜10 : 00 Young Investigator Award 候補者発表会(1)

会場「バッキンガム西」

座長:竹尾 聰 
後藤 勝年

O-1  9 : 00
アンギオテンシンIIによる心臓リモデリングにおけるASK-1の役割。PDF file PDF
○泉家康宏、金勝慶、吉田華央留、泉康雄、岩尾洋
(大阪市立大学大学院・医学研究科・分子病態薬理学)

O-2  9 : 15
血管内皮細胞での、TNF-αによるJNK活性化と接着分子発現に対するEbselenの抑制効果 PDF file PDF
○藤田佳子、吉栖正典、須崎友紀、Moe Kyaw、Nermin Ali、土屋浩一郎、玉置俊晃
(徳島大学・医学部・病態情報医学・情報伝達薬理学分野)

O-3  9 : 30
Dahl食塩感受性ラットで生じる腎障害と活性酸素を介したERK1/2の活性化 PDF file PDF
○ 西山 成1、人見浩史1、Matlubur Rahman1、宮武 明2、木村正司1、安部陽一1
(香川医科大・医・1薬理、2実験実習機器センター)

O-4  9 : 45
腎部分摘除による慢性腎不全の発症と進展におけるエンドセリン ETB 受容体の役割 PDF file PDF
◯岡田有加、中田真理子、泉本裕美、高須まい、高岡昌徳、松村靖夫
(大阪薬科大学・病態分子薬理)

10: 00〜11 : 00 Young Investigator Award 候補者発表会(2)

会場「バッキンガム西」 座長:宮崎 瑞夫
岩尾 洋 

O-5  10 : 00
FenofibrateによるPeroxisome proliferator-activated receptor (PPAR)-α活性化はJNKシグナルを阻止し、エンドセリン-1による心肥大を抑制する。PDF file PDF
○高梨正勝1、宮内卓1、入鹿山容子1、酒井俊1、小形岳寛1、後藤勝年2、山口巌1
(筑波大学・1臨床医学系・循環器内科、2基礎医学系・薬理)

O-6  10 : 15
p300蛋白による心筋細胞核のアセチル化が非代償性心不全における心筋細胞の増大に関与する PDF file PDF
◯簗詰徹彦、長谷川浩二、森本達也、和田啓道、川村晃久、川瀬洋介、北徹
(京都大学・医・循環病態学)

O-7  10 : 30
ミトコンドリアのATP感受性K+チャネル開口薬diazoxideがmPTPと細胞内及びミトコンドリア内Ca2+濃度に及ぼす効果の検討 PDF file PDF
○加藤秀樹1、佐藤洋1、上原明彦1、渡辺裕司2、寺田肇1、林秀晴1
(浜松医科大学・1第三内科、2臨床薬理学)

O-8  10 : 45
血圧調節におけるα1アドレナリン受容体サブタイプの役割 PDF file PDF
○輿水崇鏡、田上昭人、篠浦ひとみ、柴田克志、押川小百合、細田千尋、辻本豪三
(国立成育医療センター研究所・薬剤治療部)

11: 00〜12 : 00 ポスター発表

会場「バッキンガム東」

P-1
虚血心筋における電子スピン共鳴 (ESR)法と電極法を併用した一酸化窒素(NO)の動態解析 PDF file PDF
◯高橋俊介、大森陽一、宮崎裕之、吉野文彦、庄司洋史、李 昌一、塗々木和男
(神奈川歯科大学・薬理学)

P-2
心筋梗塞後の心機能と生存率におけるキマーゼ阻害薬の有用性 PDF file PDF
◯金 徳男、高井 真司、岡本 由記子、阪口 眞人、宮崎 瑞夫
(大阪医科大学・薬理学)

P-3
摘出左心房-肺静脈標本の興奮頻度とHCN4チャネル電流に対する抗不整脈薬の作用とその薬理学的意義 PDF file PDF
○植村展子1、霊園良恵1、小倉武彦1、岸本 充2、石倉 浩2、中谷晴昭1
(千葉大・院医・1薬理学、2病態病理)

P-4
冠循環の線溶能におけるACE遺伝子多型の意義 PDF file PDF
○大平直人、松本鉄也、環愼二、高島弘行、樽谷康弘、安田洋、中村保幸、木之下正彦
(滋賀医科大学・循環器内科)

P-5
局所脳虚血における内因性t-PAの役割 PDF file PDF
◯池田康彦1、趙冰樵1、鈴木康裕1、近藤一直1、永井信夫2、梅村和夫1
1浜松医科大学・薬理学、2ルーヴァン大学・分子血管生物学研究所)

P-6
一過性脳虚血後のmitochondrial permeability transition(MPT)阻害効果 PDF file PDF
◯阿部務、高木教夫、中野みどり、竹尾聰
(東京薬科大学・薬理学)

P-7
摘出サル腎および子宮動脈に対するトロンビンの作用 PDF file PDF
◯木村俊雄1、安屋敷和秀2、野田洋一1、岡村富夫2
(滋賀医科大学・1産科学婦人科学、2薬理学)

P-8
ラット胸部大動脈平滑筋におけるリゾホスファチジルコリン誘発ERKマップキナーゼ活性化と収縮増強作用 PDF file PDF
○末永 浩、鎌田勝雄
(星薬科大学・医薬研・機能形態)

P-9
機械的伸展刺激とアンジオテンシンIIは血管平滑筋培養細胞でNADPH oxidase components発現に相乗的に作用する PDF file PDF
◯人見浩史1、福井敏樹2、松向寺孝臣3、西山成1、清元秀泰3、高橋則尋3、木村正司1、河野雅和3、安部陽一1
1香川医科大学・薬理学、2NTT西日本高松診療所、3香川医科大学・第二内科)

P-10
α1アドレナリン受容体(α1-AR)サブタイプを介した細胞増殖作用の検討 PDF file PDF
○柴田克志、篠浦ひとみ、輿水崇鏡、平澤明、北川葉子、辻本豪三
(国立成育医療センター研究所・薬剤治療研究部)

P-11
モノクロタリン誘発性肺高血圧モデルにおけるエンドセリン ETB 受容体の役割 PDF file PDF
○西田昌広1、岡田有加1、秋吉賢志1、江城佳子1、高岡昌徳1、Cheryl E. Gariepy2、柳沢正史2、松村靖夫1
1大阪薬大・病態分子薬理学、2テキサス大・分子遺伝学)

P-12
卵巣摘出ラットの血管反応性に対するエストロゲンの影響 PDF file PDF
○溝手 雅子、桑名 由記、川崎 博己
(岡山大院・自然科学研・臨床薬学)

P-13
過剰 NO を慢性的に曝露されたラット胸部大動脈における内皮型 NO合成酵素/可溶性グアニル酸シクラーゼ系機能障害 PDF file PDF
◯籠田智美、山口 優、中村一基、国友 勝
(武庫川女子大学・薬学部・薬理学1)

P-14
自然発症II型糖尿病ラットの週齡差におけるα2D-adrenoceptor、eNOS mRNA発現と内皮依存性弛緩反応の変化 PDF file PDF
◯小林恒雄、松本貴之、大石和幸、鎌田勝雄
(星薬科大学・医薬研・機能形態)

P-15
糖尿病ラット上腸間膜動脈におけるEDHF-type relaxationの減弱に対するcAMPの関与 PDF file PDF
◯松本貴之、小林恒雄、鎌田勝雄
(星薬科大学・医薬研・機能形態)

P-16
STZ誘発糖尿病ラット胸部大動脈における内皮機能障害とcDNA subtractive hybridization 法を用いた遺伝子発現変化の検討 PDF file PDF
◯大石 和幸、小林 恒雄、鎌田勝雄
(星薬科大学・医薬研・機能形態)

P-17
糖尿病性腎症進展におけるTetrahydrobiopterinの関与 PDF file PDF
◯奥村道昭1、今西政仁1、政田正弘2、吉田雄一2、新宅治夫3、岡田範之1、細井雅之1、小西啓夫1、森川貴1、藤井暁1
1大阪市立総合医療センター内科、2千葉大学・園芸学部・生物科学、3大阪市立大学・小児科)

P-18
肺高血圧症肺動脈内皮細胞におけるeNOS活性系異常の分子機構 PDF file PDF
◯村田幸久、佐藤晃一、堀正敏、尾崎博、唐木英明
(東大・院・獣医薬理学、RI管理室)

P-19
定圧灌流法を用いたラット腸間膜動脈における内皮機能および臓器血流に与える灌流圧変化の影響 PDF file PDF
◯藤岡秀行、安屋敷和秀、篠崎一哉、岡村富夫
(滋賀医科大学・薬理学)

P-20
活性酸素はK+チャンネルを介して腎交感神経活動を制御している PDF file PDF
〇松向寺孝臣1、西山成3、藤沢良秀2、人見浩史3、清元秀泰1、高橋則尋1、河野雅和1、木村正司3、安部陽一3
(香川医科大学・1第二内科、2機器センター、3薬理学)

P-21
アドレノメデュリンの神経ペプチドの可能性 PDF file PDF
○芳原成美1、堀部正記1、大塚愛二2、川崎博己1
1岡山大学院・自然科学研・臨床薬学、2岡山大学・医・人体構成学)

P-22
SHR脊髄後根神経節における心血管系ペプチド(CGRPおよびアドレノメデュリン)のmRNA発現 PDF file PDF
◯中村有沙1、仲忠士1、柴田和彦2、五味田裕2、川崎博己1
1岡山大院・自然科学研・臨床薬学、2岡山大・医・病院薬剤部)


13 : 00〜15:00 講演会(1)

会場「バッキンガム西」

座長:唐木 英明
安部 陽一

L-1  13 : 00
血管とカルシウムシグナル機構 PDF file PDF
◯飯野正光
(東京大学大学院・医学系研究科・細胞分子薬理学)

L-2  13 : 30
ストレッチ刺激による血管のタンパクリン酸化と収縮反応について PDF file PDF
◯中山貢一、小原一男、田辺由幸、石川智久
(静岡県立大学・薬学部・大学院薬学研究科・薬理学)

L-3  14 : 00
Endothelin (1-31) は生理活性物質か? PDF file PDF
◯玉置俊晃
(徳島大学・医学部・病態情報医学・情報伝達薬理学分野)

L-4  14 : 30
血管機能の調節機構 ―特に交感神経系について― PDF file PDF
◯水流弘通
(東邦大学・医学部・薬理学)


15 : 00〜15 : 30 コーヒーブレイク

会場「バッキンガム東」


15 : 30〜17:30 講演会(2)

会場「バッキンガム西」

座長:遠藤 政夫 
橋本 敬太郎

L-5  15 : 30
血管生物学における器官培養法の有用性 PDF file PDF
◯尾崎博、唐木英明
(東京大学大学院・農学生命科学研究科・獣医薬理学)

L-6  16 : 00
心血管系におけるATP感受性K+チャネルの役割:遺伝子改変動物を用いた解析 PDF file PDF
○中谷晴昭、鈴木将、植村展子(千葉大学・院医・薬理学)
 三木隆司、清野進(千葉大学・院医・細胞分子医学)

L-7  16 : 30
G蛋白制御カリウムチャネルの活性制御機構 PDF file PDF
◯倉智嘉久
(大阪大学・医学系研究科・情報薬理学)

L-8  17 : 00
ゲノム科学に基づく薬理研究:マイクロアレイの応用 PDF file PDF
◯辻本豪三、平澤明、塩島聡、山田将輝、門脇正史、勝間進
(京都大学大学院・薬学研究科・ゲノム創薬科学分野、国立成育医療センター研究所・薬剤治療研究部)


17:30 挨拶 第13回日本循環薬理学会当番幹事 岩尾 洋

      閉会挨拶 日本循環薬理学会会長 橋本 敬太郎

会場「バッキンガム西」


18:00〜 懇親会およびYIA優秀賞発表授与式

会場「エディンバラ東」

YIA授与式写真1
YIA受賞者: 泉家 康宏 先生 (右側は、日本循環薬理学会会長 橋本 敬太郎 先生)

YIA授与式写真2
YIA受賞者: 西山 成 先生 (右側は、日本循環薬理学会会長 橋本 敬太郎 先生)


学会連絡先

第12回日本循環薬理学会事務局(担当者:安屋敷 和秀)

住所:〒520-2192 大津市瀬田月輪町 滋賀医科大学薬理学教室内

電話:077-548-2184、 Fax:077-548-2183

E-mail: ayajiki@belle.shiga-med.ac.jp

学会ホームページアドレス http://wwwsoc.nii.ac.jp/jacp3/index.html

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