PortableはそのRAM容量(多くの機種では1〜2MBしか搭載されていない)とCPUパワーから考えて,System 6(6.0.8がベスト)又は漢字Talk 6.0.7の使用が妥当な場合が多いです.
しかし,昔からのユーザーはともかく,最近Macを使い始めた方にとっては,「System 6ってどんなの?」という事になるでしょう.
そこで,System 6の特徴をいくつかまとめてみました.
まず,System 6のデスクトップを見てみましょう.こちらをどうぞ.
ね?シンプルでしょ?
しかし,基本的な操作方法はSystem 7やOS 8と何ら変わりません.
以下,System 6がSystem 7以降と大きく異なる点を列挙していきます.
システムフォルダの中身です.コントロールパネルや機能拡張等システム関係のほぼ全てのものが同じヒエラルキーにあるため,全く整理されていないように見えます.(笑)
フォントやデスクアクセサリをシステムにインストールするためには,この「Font/DA Mover」というユーティリティを使います.
System 6はデフォルトではシングルファインダ(つまり,アプリケーションを一つしか起動出来ない)です.マルチファインダで使いたい場合(早期のヴァージョンを除く)は,「Special」メニューの「Start up」を選択してこのウィンドウで設定します.
なお,マルチファインダにするとシステムの要求するメモリが増えますので注意が必要です.
また,マルチファインダで使用中にデスクアクセサリが選択出来ない場合は,システムフォルダ内に「DA Handler」という機能拡張を入れて下さい.