まず,Portableの基本的事項を押さえておきましょう.
【スペック】
・本体サイズ:387(W)×377(D)×53〜103(H)mm
・重量:6.3kg(FDモデル),7.2kg(HDモデル)
・CPU:モトローラ68HC000
・クロック:16MHz
・FPU:not available
・RAM:オンボード1MB,最大9MB(non-backlit)/8MB(backlit)まで拡張可能
・ROM:256KB,最大3MBまで拡張可能
・ディスプレイ:640×400/1-bit(白黒)TFT LCD(機種によりバックライト装備)
・対応システム:System 6.0.4〜7.5.5
・フルサイズキーボード,トラックボール(テンキー交換可能)
【外観】
Portableを正面から見たところです.
Portableにはパワーキーはありません.スペースキー或いは他のキー(除くCapsLpck)を押すと起動します.
ディスプレイを閉じた状態です.
取っ手の図中▲の部分を押し込みながらディスプレイを開けて下さい.
【ポート】
充実しているPortableの背面ポート群です.
向かって左より順番に,外部ビデオ出力(要専用ビデオアダプタ),外部FDD,SCSI(デスクトップ型と同じ25ピン),内蔵モデム用モジュラージャック,ADB,プリンタ,モデム,音声出力(ステレオ),ACアダプターの各ポートです.
【付属品】
新品だと9〜12時間の使用に耐えるバッテリーです.
PortableのバッテリーはPowerBook100と同じ鉛バッテリーなので完全放電すると死んでしまうため,常に充電状態にしておく必要があります.
後ろに見えるのは,専用のバッテリーチャージャーです.
Portableの白いきょう体と同色のACアダプターです.
これもPowerBook100用と殆ど同じですが,電流容量は100用よりも小さいです.
(100用ACアダプターはPortableにそのまま使えます.)