◆コンパクトフラッシュを起動ディスクに!◆
コンパクトディスクを内蔵ハードディスクの代わりに用いるという試みは既にしんかいさんが実証済みですが,ARTMIXがコンパクトフラッシュを2.5インチSCSIに変換するアダプタ,CF PowerMonsterという製品を発表しましたので,2004年2月に早速私も入手し使ってみました.
これが変換アダプタ本体です.ジャンパピンによりターミネーター設定も出来ます.
アクティブターミネーターをONの状態にしておきましょう.
64MBのコンパクトフラッシュをさしてみました.
カードは別売です.
アダプタは通常の2.5インチSCSIハードディスクと同規格になるため,Portable用変換ケーブルと2.5インチ→3.5インチハードディスクドライブマウンタも用意します.
アダプタに変換ケーブルを接続します.
変換ケーブルのもう一方はロジックボードにさします.
アダプタ本体をハードディスクと同様にPortableに内蔵します.
ここで注意が必要なのが,コンパクトフラッシュのフォーマットです.
System 6又は7,68000CPUに対応したフォーマッタが必要なのです.
私はシステムとフォーマッタを入れたフロッピーを他のMacで作り,それを用いてフォーマットしました.
写真は無事認識されているの図.
あとは通常通りシステムをインストールすれば,コンパクトフラッシュから起動します.
使用した感想ですが,(当然ですが)アクセス音がしないので,全くの無音環境です.ハードディスクと同じ感覚で使えます.
純正ハードディスクがほぼ死滅し,SCSIハードディスクですら入手困難となった今,この変換アダプタはPortableのみならずOld Macユーザーにとって救世主のような存在です.
なお,今回使用したCF PowerMonsterのマニュアルはARTMIXのホームページからダウンロード出来るので,御興味のある方は参考にされたら良いと思います.
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