●国際呼吸保護学会 日本支部のご紹介
国際呼吸保護学会日本支部は、本部の目的と方針に沿って日本における
呼吸保護活動の活性化とその成果の国際的な広報、日本国内の呼吸保護に
関する知識の集約、さらに会員間の呼吸保護に関する研究・技術開発及び
よりよい実施を促進するための情報の収集と伝達、国際活動への参加を主催します。
●おしらせ
当支部では会員を募集しております。申込書は受付及び支部事務局に用意してあります。
この機会に是非ご入会下さい。
●2024年度呼吸保護に関する研究発表会のお知らせ(第1報)
研究発表会のご案内の時期になりました。新型コロナウイルス感染症のパンデミックや地震・豪雨等により停滞していた人の動きに再開の兆しが見えた、と思われた矢先に発生した地震や台風による災害。世界に目を転じると、オリンピック・パラリンピック、ウクライナやイスラエル・パレスチナ情勢など、明暗のニュースが日々流れてきています。SNSの発信やAI等を使用した画像・音声の加工が身近なものとなった現代、正確な情報も、作為的に加工された誤った情報も、一瞬に世界中に流れてゆきます。地球は、日本は、われわれの生活はどのように変わり、どのように対応してゆくべきなのか、正確な情報を見極めるとともに発信するにはどうするべきか、改めて考えています。
新型コロナウイルス感染症蔓延時のマスク使用を経て、習慣として定着しつつあるマスクですが、猛暑の中でマスクを装着して歩く人、顎にかけて歩く人を見かけます。熱中症への対策も必要ですし、感染症への対策も大切です。感染のリスクの高いシーンや熱中症リスクへの留意、正確な情報と自身の体調を把握し、自ら考えることの大切さを感じます。
産業の分野では、化学物質の自律的な管理に関連する法令改正が本年4月に全面施行され、多くの事業場で化学物質管理者や保護具着用管理責任者が選任されています。防毒機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具が型式検定等の対象機械に追加され、令和8年9月30日をもって型式検定に合格していない防毒用電動ファン付き呼吸用保護具は使用できなくなります。有害物質を取り扱う作業者がより安全に、快適に作業することができるよう、いろいろな変化が起こりつつあります。次は「ヒト」が変わる番なのかもしれません。有害物質のばく露をいかに防止するのか。今まで以上に呼吸保護の大切さが注目されています。
今年の研究発表会は対面のみの実施となります。会員各位の呼吸保護に関する研究成果の発表を期待するとともに、講演および呼吸保護に興味のある多数の皆様のご参加をお待ちしております。
日 時 : 2024年11月27日(水)13:00 〜 16:50 (終了後、懇親会を開催いたします)
※開始・終了時刻はプログラムの都合により変更する可能性があります。
後日発行します第2報及び国際呼吸保護学会日本支部ホームページにてご確認下さい。
場 所 : 女性就業支援センターホール
(東京都港区芝5−35-3 : 中災防に隣接のハローワーク品川の建物の4階)
※オンライン配信はございません。
プログラム :
《 記念講演 》 「地下鉄の空気環境−粒子状物質に関して−(仮)」
慶應義塾大学理工学部応用化学科 教授 奥田 知明 氏
《 特別報告 》 「第21回ISRP国際会議オックスフォード大会の報告」
株式会社重松製作所 顧問
社長室長 山田 比路史 氏
興研株式会社 技術本部基礎研究所 所長 湯浅 久史 氏
一般研究発表 3〜4題を予定 ※本案内にて募集いたします
参加費 : 会員(ISRP・日本呼吸用保護具工業会) 3,000円
非会員 5,000円
学生 無料
懇親会 : Alice aqua garden(アリスアクアガーデン)田町
(東京都港区芝5−34−7田町センタービルアピタ3F
: JR田町駅三田口の左側のビル)
懇親会費 5,000円
一般研究発表の申込について : isrp.japan@gmail.com までお申し込みください。
件名: 一般研究発表申込
本文に以下を記載してください。
@氏名 A会社・団体名 B部署 C役職 D電話番号
EE-mailアドレス F発表演題
申込締切 10月4日(金)
参加(聴講)の申込について : 第2報にてご案内いたします。
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問合せ先: isrp.japan@gmail.com
2024年度呼吸保護に関する研究発表会 実行委員
山本光学株式会社 見 信敬 TEL:03-3868-5503
国際呼吸保護学会日本支部事務局
ミドリ安全株式会社 山本 多絵子 TEL:03-3442-8298
日本呼吸用保護具工業会 事務局
政野 祐一 TEL:03-5804-3125