●国際呼吸保護学会 日本支部のご紹介
国際呼吸保護学会日本支部は、本部の目的と方針に沿って日本における
呼吸保護活動の活性化とその成果の国際的な広報、日本国内の呼吸保護に
関する知識の集約、さらに会員間の呼吸保護に関する研究・技術開発及び
よりよい実施を促進するための情報の収集と伝達、国際活動への参加を主催します。
●おしらせ
当支部では会員を募集しております。申込書は受付及び支部事務局に用意してあります。
この機会に是非ご入会下さい。
●2022年度呼吸保護に関する研究発表会のお知らせ( 第 2 報 )
新型コロナ感染症も今年で3年目に入りましたが、年初から第6波、第7波とオミクロン株の変異により感染者が
急増しています。日本国内の累計感染者数は8月で1600万人を超え、これまで有効にみえた日本人のマスク着用の
効果も失われてきているように思います。そのような中、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー問題、さらに
地球温暖化による高温や集中豪雨などの極端な天気が問題となっております。この夏も6月ころから日本国内で
30度をはるかに超える高温になる日がありました。必ずしも緯度ではなく本州よりも沖縄が涼しげにみえる日も
ありますが、いずれにせよ保護具を着用しながら働いている皆様の熱中症が心配です。海外のニュースでも
欧州や米国では高温で乾燥した植生は容易に着火して山火事を起こします。広域の山火事ではその煙は衛星写真からも
見えて、消防士も正規の人数では足りずボランティア、さらには米国では囚人まで参加して危険な消火活動に当たっていました。
新型コロナの感染拡大から、体温計だけでなく画像による体温自動計測なども頻繁に行われるようになり温度の単位の℃(摂氏)を
見る機会も多くなりました。しかし、米国の気象ニュースを見ていると温度として℉(華氏)がしばしば出てきます。私たちには℉では
気温や体温が感覚的にピンときません。現在は米国だけですが、℃でなく℉が続いている理由として、0℉が-17.7℃、32℉が0℃、
100℉が37.7℃で、人の住む環境の気温の下限と上限を示しているからだと言われています。日本国内でもこの100℉を超える
気温がしばしばニュースになりますが、米国では国土の南のかなりの地域が100℉越えになるときがあり、米国ニュースでも
「気温が3桁だ、大変だ。」と地球温暖化を言い出したようです。アメリカ人が省エネに心を入れ替えてくれるなら100℉にも意味が
あるかもしれません。
12月の研究大会のご挨拶を8月に起草することは、新型コロナの感染状況も世界の政治・軍事情勢もどうなるかわかりませんので
困難ですが、呼吸用保護具が危険な作業をされる方に必要とされることだけは変わらないと思います。今年は対面とオンラインの
ハイブリッドで開催を予定いたしております。会員各位の呼吸保護に関する研究成果の発表を期待するとともに、講演および
呼吸保護に興味のある多数の皆様のご参加をお待ちしております。
日 時 : 2022年12月2日(金) 13:30 〜 16:45
場 所 : エッサム神田ホール 1号館 2F 多目的ホール
(東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2)
※オンライン
(Zoom) 併用
※会場での出席につきましては、コロナウイルス感染防止対策のため、
ISRP個人会員 (本人) 、団体会員2名 /社 及び 工業会会員2名 /社
のみとさせて頂きます。
参加費 : 無料
参加(聴講)の申込み :
E-mailにて受け付けいたします。 isrp.japan@gmail.com までお申し込みください。
件名:参加申込
本文に以下を必ず記載してください。
@氏名 A会社・団体名 BE-mailアドレス Cオンライン参加または会場参加
申込締切 11月25日(金)
※ 聴講に関して必要な情報等についてはE-mailにてご案内いたします。
※ 1台のPC、タブレット端末で複数名の聴講を可能といたしますが、参加人数把握のため、
聴講される全ての方のご氏名をお知らせいただけますようお願いいたします。
(ダウンロード可能:参加申し込み者へE-mailにてパスワードをご案内します。)
http://square.umin.ac.jp/isrp/ をご確認くださいますようお願いいたします。
********************************************************************
− 2022年度呼吸保護に関する研究発表会プログラム
−
【注意: EDGEでエラーが出る場合は右クリックで対象ファイルを保存するか、または、Google Chromeをご使用ください。】
開会前に、オンラインでの注意事項等をご説明いたします。
( 13: 30 〜 )
1. 開会の挨拶 ( 13: 35)
ISRP日本支部 支部長 明星 敏彦
(2022年度研究発表会実行委員長)
日本呼吸用保護具工業会 会長 山本 智幸
2. 一般研究発表 (第1部) ( 13 : 50
〜 14 : 30 )
座 長 : 國谷 勲 (スリーエム ジャパン イノベーション株式会社)
1) 定量的フィットテスト装置CPC(凝縮粒子カウンタ)凝縮液の検討 【パスワードロック付き抄録ダウンロードはこちら】
○ 渡邉 純一 (日本カノマックス株式会社)
2) フィットテストにおいて凝縮核計数法と光散乱法を用いた2機の測定器の合否判定に関する研究 【パスワードロック付き抄録ダウンロードはこちら】
○ 兼間 貴子 (早稲田大学 理工学術院 創造理工学研究科)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ * 休 憩 * ( 14 : 30 〜 14 : 35 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3. 一般研究発表 (第2部) ( 14 : 35
〜 15 : 15 )
座 長 : 高見 信敬 (山本光学株式会社)
3) 吸収缶の除毒能力に対する試験ガス濃度、流量及び温度・湿度の影響 【パスワードロック付き抄録ダウンロードはこちら】
○ 寺澤 一馬 (株式会社重松製作所)
4) 日本人の適切なマスクフィット評価に向けたマネキンの研究:ソフトマネキン化について 【パスワードロック付き抄録ダウンロードはこちら】
○ 春田 広樹 (興研株式会社)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ * 休 憩 * ( 15 : 15 〜 15 : 25 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.特別講演 ( 15 : 25 〜 16 :
35 )
座 長 :保利 一 (産業医科大学)
演 題 : 「職場における化学物質管理システムの転換と個人用保護具に期待されること」 【パスワードロック付き抄録ダウンロードはこちら】
講演者 : 独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所
化学物質情報管理研究センター 化学物質情報管理部
小野 真理子 氏
5. 閉会の挨拶 ( 16 : 35 〜 16
: 45 )
ISRP日本支部 副支部長 山田 比路史
************
<上記の抄録を抄録集として印刷してご利用の場合、ページ構成は下記のとおりです。>
************
問合せ先 : isrp.japan@gmail.com
2022年度呼吸保護に関する研究発表会
実行委員
スリーエムジャパンイノベーション株式会社
國谷 勲 TEL:042-779-2255
国際呼吸保護学会日本支部
事務局
ミドリ安全株式会社 山本
多絵子 TEL:03-3442-8298
日本呼吸用保護具工業会 事務局
政野 祐一 TEL:03-5804-3125