Webサービス用VB覚書


2008.6.9

VB.netを用いたウェブアプリケーション作成時の初期設定について、過去の記憶を元に書いてみました。環境は、IISの使えるウィンドウズOSと、VB.net(スタンダードエディション)です。IISがあれば、VB.net2002でもウェブアプリケーション(ウェブサービス)を作れるのですが、 鯖OSにウィンドウズ+IISを提供してくれるプロバイダがどれ位存在するのかは甚だ疑問です。自鯖を建てたり鯖OSをウィンドウズ系にしたイントラネットとかなら、このような環境もありかもしれませんが、筆者は途中で放棄してしまいました(2005年頃と思う)。なので.net2005以降のことは良く知りません。

1.予めOSにIISコンポーネントをインストールしてから、VisualStudio.netをインストールする。

2.「新しいプロジェクト」を選択
 「ASP.NET Webサービス」を選択。
  デフォルトのプロジェクト名は 「WebService1」
デフォルトの場所は「http://localhost/WebService1」
  作られたプロジェクト「WebService1」のフォルダは、C:\Inetpub\wwwroot 内に格納される。

3.2をOKクリックすると、「Service1.asmx.vb」デザイン画面が出現するので、「ここをクリックするとコードビューに切り替わり云々」をクリックする。

4.出現した「Service1.asmx.vb」コード画面のうち、
  2行目の、〈WebService(Namespace:=“http://tempuri.org/”)〉の、“http://tempuri.org/”を“http://localhost/WebService1/”に書き換える。

5.ビルド→デバッグを行う。
  ブラウザで「Service1」と青帯の付いた画面が表示される。
  「Service1.asmx.vb」コード画面で〈WebMethod( ) 〉…が定義された場合は、このメソッドのテストができる。

6.Webフォームを追加。
  ファイル→新しい項目の追加→Webフォーム(デフォルト名は、WebForm1.aspx)を選択。

7.ソリューションエクスプローラ内で右クリックし、Web参照の追加を選択すると、「Web参照の追加」ダイアログが表示される。
  参照するURLを記入。この場合は
  http://localhost/WebService1/ Service1.asmx にする。

8.WebForm1.aspxのデザイン画面上で、ツールボックスより、種々のコントロールを貼り付ける。

9.ブラウザ上で見るには、ブラウザを起動し、アドレスバーに、
 http://localhost/WebService1/ WebForm1.aspx と入力し、「移動」させると、
 Webページが表示される。