ファイルのアクセス権設定


2008.5.30


アクセス権設定の確認は、ls -lを実行すると見られる。

保護モード
r 読み取り可能
w 書き込み可能
x 実行可能
- 禁止

例:-r-- rw- r-x → 読み込みのみ、読み込みと書き込み、書き込み実行 となる

ユーザの種類をスーパーユーザーが設定。
ls -lを実行する→ 左から、自分 グループ 他人の順に並ぶ。
rwx rwx rwx (自分、グループ、他人の順)

保護モードの決定… chmodコマンド
ファイルのモードを決定する。スーパーユーザーか所有者しか使えない。

chmod (1)(2)(3) ファイル名
(1)だれに… u作成者、gグループ、o他人、aすべて
(2)可否 … + 許可、 −禁止
(3)何を … r 読み込み、w 書き込み、x 実行

または8進数モードにも出来る。
chmod 444 ファイル名
444は左から自分、グループ、他人の順
4, 4, 4は2進数表示で100, 100, 100
100 はr - - (読み込みのみ)を表す。つまり自分、グループ、他人とも読み込みのみに設定

ディレクトリに対するモード
→ファイルの場合と意味が異なる。
r:ファイルの一覧リストの許可 → lsコマンドの実行許可
w:ファイルとディレクトリの作成許可 → mkdir, cp, mv などの実行許可
x:カレントディレクトリの許可 → cdコマンドの実行許可