井上のページ 2010年頃までの活動


2010.11.1更新



(注:2010頃より過去のデータです)
学位・過去職など
学位:博士(医学) 神戸大学大学院医学系研究科 博士課程 都市安全医学分野修了
(出身講座名について:分野名は後に医学統計学になりました)
(前職:神戸大学医学部附属病院 企画管理部門 医療情報部 副部長(助教)←附属病院の部門付教員です。講座分野所属の教員ではありませんでした)

専門分野
統計学 ベイズ統計学 疫学 保健経済学 医学判断学

所属学会等
日本公衆衛生学会
日本社会薬学会
日本薬剤疫学会
日本疫学会
日本臨床検査医学会
日本健康科学学会
日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
International Society for Pharmacoeconomics and Outocomes Research
臨床経済学研究会・ISPOR日本部会

活動リスト
原著
・Computer-simulated assessment of methods of transporting severely injured individuals in disaster-Case study of an airport accident.
 Inoue H, Yanagisawa S,Kamae I
 Computer Methods and Programs in Biomedicine. vol81 P256-265 (2006)
・ADM,CDDP,ETP,5-FU併用療法にて完全緩解を得られた進行胃癌の1例 血清SCC上昇に関する一考察
 (共著)
 癌と化学療法30巻1号 Page117-120(2003.01)
・疫学教育のための、二つの正規分布の比較のベイズ推測視覚化ツール開発
 Inoue H, Uchiyama H, Yanagisawa S, Nishimura K
 薬剤疫学(1342-0445)12巻Suppl. PageS56-S57(2007.10)
・肝細胞癌におけるCoded Harmonic Angio(CHA)の有用性 ダイナミックCTとの比較
 (共著)
 兵庫県立成人病センター紀要17巻 Page31-38(2002.08)

総説
・【食道Barrett上皮の癌化と診断】 食道Barrett上皮の癌化と内視鏡診断 表在Barrett腺癌症例の検討を中心に
(共著)
消化器科34巻1号 Page18-22(2002.01)

短報
・薬剤疫学のためのベイズ統計学入門用ソフトの開発
Inoue H, Ito H, Washio K, Yanagisawa S, Kamae I
社会薬学23巻1号 Page89-90(2004.12)

その他論文
・神戸空港緊急時における3Tを踏まえたコンピュータシミュレーションによる対応策
 Inoue H, Washio K, Yanagisawa S, Aino H, Cai L, Nakajo K, Kamae I
 神戸大学都市安全研究センター研究報告7号 117-124ページ。2003年
・学童インフルエンザワクチン接種についての費用―結果分析および災害時接種の意義―
 (共著)
 神戸大学都市安全研究センター研究報告8号 183-190ページ。2004年
・ハザードの発生前後におけるリスク認知評価のための情報量測定モデル構築の試み
 Inoue H, Washio K, Yanagisawa S, Aino H, Cai L, Nakajo K, Kamae I
 神戸大学都市安全研究センター研究報告8号 191-196ページ。2004年
・コンピュータシミュレーションによるインフルエンザワクチンの予防効果に関する研究
 (共著)
 神戸大学都市安全研究センター研究報告8号 197-204ページ。2004年
・Disaster Epidemiology and Medical Response : Review of Hyogo-Ken Nanbu Earthquake Studies
 Isao Kamae, Naoki Ohboshi, Hiroki Inoue and Hideki Matsuo
 Synthetic Research on the Earthquake in Southern District of Hyogo Prefecture
 Comprehensive Medical Studies on the Earthquake Victims
 Kobe University Specific Research Project Supported by Ministry of Education, Science and Culture
 Page205-210(1998.3)

症例報告
・Multiple Lymphomatous Polyposis(MLP)を呈しrituximabが有効であった悪性リンパ腫の2例
  (共著)
  Gastroenterological Endoscopy(0387-1207)44巻Suppl.2 Page1575(2002.09)
・2チャンネル法,吸引法及びITナイフ法による早期胃癌内視鏡的粘膜切除術(ER)施行例の検討
  (共著)
  Gastroenterological Endoscopy(0387-1207)44巻Suppl.1 Page509(2002.03)
・早期胃癌内視鏡的治療施行例の検討
  (共著)
  日本内科学会雑誌(0021-5384)91巻臨増 Page180(2002.02)

学会発表(国際)
・A Development of Visualization Software for a Bayesian Signal Detection Method.
 Hiroki Inoue, Hachiro Uchiyama, Kensuke Moriwaki, Shinichiro Yanagisawa
 The 16th Annual Meeting of JSPE and the 5th ACPE Joint Meeting Abstracts Page62 October 29-31, 2010
・Cost-Effective Treatment Thresholds For Osteopenic Postmenopausal Women In Japan
 Moriwaki K, Komaba H, Inoue H, Toujo T, Noto S, Fukagawa M, and Takahashi H
 The 32nd Annual Meeting of the Society for Medical Decision Making, Poster Presentations, Session 3
(http://smdm.confex.com/smdm/2010on/webprogram/Paper5194.html) October 24-27, 2010
・Monte-Carlo validation of Delta-K method for sample-size calculation in a cost-effectiveness trial.
 Nakajo K, Cai L, Kamae I, Nakahara N, Aino H, Inoue H , Washio K, Yanagisawa S
 Value in Health Vol. 7 Page 301 2004.5
・Monte carlo simulation for cost comparison of influenza vaccination toward school-aged children in Japan.
 Cai L, Nakajo K, Nishimura K, Yanagisawa S, Aino H, Inoue H , Kamae I
 ISPOR first Asia-Pacific conference program Page19 2003.9
・A computer simulation for planning the three-Ts responding to an airport disaster.
 Kamae I, Inoue H , Washio K, Aino H, Cai L, Nakajo K, Yanagisawa S
 13th World Congress on Disaster + Emergency Medicine Speaker Abstracts Page69 2003.5
・Evalation of epidemiology risk to BSE testing.
 Yanagisawa S, Nakajo K, Aino H, Inoue H , Cai L, Kamae I
 13th World Congress on Disaster + Emergency Medicine Speaker Abstracts Page77 2003.5
・Cost-consequences of influenza vaccination for school-aged children in Japan.
 Nakajo K, Yanagisawa S, Aino H, Cai L, Inoue H , Kamae I
 Value in Health Vol. 6 Page 258 2003.5
・A new method for time adjustment of the number needed to treat regarding variable relative risk reduction.
 Aino H, Yanagisawa S, Cai L, Inoue H , Nakajo K, Kamae I
 Value in Health Vol. 6 Page 291 2003.5

学会発表(国内)
・骨粗鬆症・骨量減少症に対するアレンドロネート治療の費用対効果に関する検討
  Moriwaki K, Inoue H, Toujo T, Takahashi H, Noto S, Komaba H, Fukagawa M
  新潟医療福祉学会誌(1346-8774) 10巻1号 Page55(2010.10.30)
・昨今の電子化診療録を巡る動きについて
  Inoue H, Moriwaki K, Tojo T, Takahashi H
  新潟医療福祉学会誌(1346-8774) 10巻1号 Page25(2010.10.30)
・薬剤経済学のための、NNT(治療必要数)のベイズ推測視覚化ツール
  Inoue H, Moriwaki K, Uchiyama H, Yanagisawa S
  日本社会薬学会 第29年会 講演要旨集Page117(2010.8.17)
・生存モデルのための、Weibull分布のベイズ推測視覚化ツールの開発
  Inoue H, Uchiyama H, Yanagisawa S
  社会薬学28巻3号 Page65-66(2010.3.1)
・疫学学習のための、二変量正規分布の差のベイズ推測動的視覚化ツールの開発
  Inoue H, Yanagisawa S, Nishimura K
  日本公衆衛生雑誌56巻10号特別付録 第68回 日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060)Page343(2009.10)
・医学判断における、二つの割合の評価のためのベイズ推測視覚化システム
  Inoue H, Uchiyama H, Yanagisawa S, Nishimura K
  Health Sciences(0911-7024)Vol. 25, No.3 Page216(2009.8.14)
・超幾何分布のベイズ推測視覚化ツールの開発と精度管理への応用に対する検討
  Inoue H, Uchiyama H, Nishimura K, Yanagisawa S
  臨床病理57巻補冊 Page299(2009.7.28)
・薬剤疫学のための、二変量正規分布のベイズ推測動的視覚化ツール
  Yanagisawa S, Inoue H, Uchiyama H, Nishimura K
  社会薬学27巻2号 Page81-83(2009.2.28)
・疫学教育のための、対数正規分布のベイズ推測動的視覚化ツール開発
  Inoue H, Uchiyama H, Yanagisawa S, Nishimura K
  社会薬学27巻2号 Page79-80(2009.2.28)
・疫学教育のための、対数t分布を用いた対数正規分布のベイズ推測動的視覚化ツール
  Inoue H, Uchiyama H, Yanagisawa S, Nishimura K, Maeda E
  Journal of Epidemiology(0917-5040)19巻1号補巻(第19回日本疫学会学術総会講演集) Page83(2009.01.24)
・疫学学習のための、二変量正規分布における相関と回帰のベイズ推測動的視覚化ツール
  Inoue H, Uchiyama H, Yanagisawa S, Nishimura K, Maeda E
  Journal of Epidemiology(0917-5040)19巻1号補巻(第19回日本疫学会学術総会講演集) Page84(2009.01.24)
・局所一様事前分布を用いた、複数のベルヌイ試行のベイズ推測視覚化ツールの開発
  Inoue H, Yanagisawa S, Kamae I
  日本公衆衛生雑誌55巻10号特別付録 第67回 日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060)Page232(2008.10)
・医学判断のための、Dirichlet分布と多項モデルのベイズ推測視覚化システム
  Inoue H, Uchiyama H, Yanagisawa S, Nishimura K
  Health Sciences(ISSN: 0911-7024)Vol. 24, No.3 Page317(2008.09.10)
・医学判断のための、三つの正規分布のベイズ推測視覚化ツール開発
  Inoue H, Yanagisawa S, Nishimura K, Maeda E
  Journal of Epidemiology(0917-5040)18巻1号補巻(第18回日本疫学会学術総会講演集) Page75(2008.01.25)
・疫学教育のための、正規分布のベイズ推測視覚化ツール
  Inoue H, Yanagisawa S, Nishimura K
  日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060)66回 Page235(2007.10)
・医学教育におけるEBM支援文献検索データベースシステムの有用性評価への検討
  (共著)
  医療情報学連合大会論文集(1347-8508)26回 Page450-451(2006.10)
・疫学教育のための、二項分布のベイズ推測視覚化ツールの開発
  Inoue H, Yanagisawa S, Kamae I
  日本公衆衛生学会総会抄録集(1347-8060)64回 Page286(2006.08)
・神戸大学医学部におけるEBM教育への取り組み
  (共著)
  医学教育(0386-9644)38巻Suppl. Page95(2007.06)
・第I相臨床試験におけるコンピュータ支援による動的安全性評価の新手法
  (共著)
  医療情報学連合大会論文集(1347-8508)25回 Page1240-1241(2005.11)
・教育・実践用EBM支援文献検索データベースシステムの開発
  (共著)
  医療情報学連合大会論文集(1347-8508)25回 Page1175-1176(2005.11) 
・ベイズ推論に基づくEBD支援ツールの開発
  (共著)
  医療情報学連合大会論文集(1347-8508)25回 Page1168-1170(2005.11)
・医療分野におけるLinuxOS搭載PDAの可能性
  (共著)
  医療情報学連合大会論文集(1347-8508)25回 Page1162-1165(2005.11)
・定点観測網データを用いたインフルエンザ流行予測とワクチン予防効果のシミュレーション分析
  (共著)
  医療情報学連合大会論文集(1347-8508)23回 Page861-862(2003.11)
・食道癌内視鏡的粘膜切除術施行例の検討
  (共著)
  日本消化器外科学会雑誌(0386-9768)36巻10号 Page1458(2003.10)
・当センターにおける食道癌における内視鏡的粘膜切除術(ER)の現状
  (共著)
  日本消化器外科学会雑誌(0386-9768)35巻9号 Page1577(2002.09)
・早期食道癌に対する内視鏡的粘膜切除術施行例の検討
  (共著)
  Gastroenterological Endoscopy(0387-1207)44巻Suppl.2 Page1496(2002.09)
・Endoscopic Mucosal Resection(EMR)の限界をめぐって 早期胃癌内視鏡的胃粘膜切除術施行例の検討
  (共著)
  日本癌治療学会誌(0021-4671)36巻2号 Page458(2001.10)
・慢性肝疾患における上腹部リンパ節腫大のサイズとその経時的変化の検討
  (共著)
  日本消化器病学会雑誌(0446-6586)98巻臨増 PageA570(2001.09)
・胃リンパ腫に対する除菌療法の短期効果と長期予後
  (共著)
  Gastroenterological Endoscopy(0387-1207)43巻Suppl.2 Page1732(2001.09)

教育活動
・2010年後期〜 新潟医療福祉大学にて、臨床医学I、医学用語講義を担当。
・2010年前期〜 新潟医療福祉大学にて、医学概論講義を担当。
・2009年後期(9月〜3月) 神戸常盤大学にて、医療統計学講義を担当。
・2009年 情報科学(学部3年生前期)にて実習指導
・2008年後期(9月〜3月) 神戸常盤大学にて、医療統計学講義を担当。
・2007年〜情報基礎(学部1年生前期)の授業副担当。
・2006年12月に大学院講義(先端医学シリーズ)を1回担当。
・2003年10月〜2004年3月、2004年5月〜2005年2月 同教室にてRAに任用。
・2003年,2004年,2005年 都市安全医学教育研究分野にて学生基礎配属実習の指導を担当
・2003年,2004年 兵庫中央病院附属看護学校にて公衆衛生学講義(労働衛生,感染症,医療倫理,国際保健他)を担当

研修活動
国立保健医療科学院 選択科目B-6 生物統計学(遠隔選科生)修了
日本科学技術連盟 第4回薬剤疫学セミナー(2009年6月〜11月)修了
国立保健医療科学院 選択科目A-3 保健経済学(遠隔選科生)修了

その他開発した展示用ソフト
「救急搬送シミュレーション・展示用」
2003年10月25日,26日開催の神戸大学都市安全研究センター主催のオープンセンター会場にて展示。
関連記事は http://www.med.kobe-u.ac.jp/toshi/emerrout.html を参照(※リンク切れ)。