PHP5のwindowsへのインストール覚書
2008.6.27
(注)本記事は2007年初め頃のものです。その後のバージョンアップにより現在では内容・手順が異なっている可能性があります。あくまで本内容は参考程度に留めてもらいますようお願いします。
http://httpd.apache.org/ から、apache_2.0.xx-win32-x86-no_ssl.msi をダウンロードする。
Apacheをインストールするディレクトリは C:\Program Files\Apache Group\ である。
Apache2のWindowsへのインストール後、PHP5をインストールする。以下手順。
http://www.php.net/downloads.php からPHPのWinows用のファイルをダウンロードする。php-5.0x-win32.zip
任意の場所に解凍したら、展開するディレクトリを、C:\ 直下にコピーする。
C:\直下のphp-5.0x-win32 名フォルダをphpというフォルダ名に変更する。
C:\phpフォルダ中のphp5ts.dll をC\:windows ディレクトリにコピーする。
注:編集時の文字コードはEUC、改行コードはLFで行う。
php.iniの編集
php.iniをphp.iniに名称変更しておく。
include_pathを下記のように指定する。
include_path = ".;c:/php/includes;c:/php/pear"
PEARはPHP標準のクラスライブラリである。
ドキュメントルートをapache2のドキュメントルートと同じものを指定しておく。
doc_root = "C:/Program Files/Apache Group/Apache2/htdocs"
extensions のディレクトリの指定のところ
; Directory in which the loadable extensions (modules) reside.とあるところで
extension_dir = c:\php\ext と指定する。
php_mysql.dll --> MySQLのDLL
など使用するDLLのコメント(; セミコロン)を外して有効にする。
*注 PHP4ではMySQLの指定は不要でしたがPHP5からは指定する必要がある。
C:\php にあるlibmysql.dllをMysqlを利用するためにコピーする。
Windows 98/Meの場合はC:\Windows\system内にコピーする。
Windows XP/Windows Server 2003の場合はC:\Windows\system32内にコピーする。
php.iniの置き場所
apache2の場合、http://www.php.net/manual/ja/install.windows.apache2.php でPHPのマニュアルによると、
php.ini をC:\php\php.ini に置いて、php.iniへのパスをapache2の設定ファイル、httpd.confに書き込むのがお勧めだと書いてあるので、そうする。
apache1.3系だとそれは無理な模様。
apache2の httpd.cond の編集
LoadModule がある、175行付近に以下を足す。 #のある行はコメント。
# For PHP 5 do something like this
LoadModule php5_module "c:/php/php5apache2.dll"
# configure the path to php.ini
PHPIniDir "C:/php"
780行付近に以下の2行を足す。
AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-php-source .phps
PHPの動作テスト。
phpinfo();
?>
と書いて、C:\program files\apachegroup\apache2\htdocs\に phpinfo.phpという名前で保存する。
apacheを、メニューのapacheのrestart で再スタートさせる。