運動症状

 

黒質という部分が、障害されると、ドパミンが線条体などの錐体外路で欠乏します。錐体外路は運動を調節するところなのでここが働かなくなるとうまく動けなくなります。

正常より減ってしまうため、外から薬物でドパミンを補う治療をします。しかし、ドパミンは頭の中では運動だけには関わっていません。精神症状にも関わるので、飲み過ぎると幻覚などの精神症状が出ます。現在では、運動症状以上に非運動症状の治療に難渋しています。また、進行抑制の薬がないのが問題です。

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