パーキンソン病の治療開発(基礎研究)
パーキンソン病の治療開発(基礎研究)
薬剤による進展抑制の研究です。大野欽司先生と共同研究し、6-OHDAによって誘発されるパーキンソン病モデルマウスに、飽和水素水投与することで病態抑制に効果があることをNeurosci Lettに報告しました。
水素水を飲まずに毒をうたれたネズミはぐるぐる回ってしまいます。それは、脳の片側に、6-OHDAという物質を注入すると片側の黒質が変性して片側パーキンソニズムになるのでまっすぐ動けないからです。しかし、その前から、水素水を飲んでいたネズミは回りません。(クリックしてみてください)
また、酸化的ストレスマーカである8-OHdGと臨床症状を解析しParkinsonism & related disordersに掲載されました。 体に対する酸化的ストレスが、そのときの精神状態に非常に影響を与えます。
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